昨日の夕方5時近く。気がつけば外がまだ薄明るい。
なんの話? とピンとこない人もいると思うが、この北の国に住んでいると、冬至を過ぎて最初に感じる「日が長くなった兆し」ほど、嬉しいものはない。
季節の習慣に遅れること一週間、わたしは昨日やっとクリスマスの飾り付けを片付けて窓にかけていた星型のランプも外してしまったので、なおさら外の様子の変化に気がつくことができたのかもしれない。要は灯台下暗し、だったわけか。
日の長さの変化は北の地方で顕著で、特に1月の下旬から2月にかけて大きく、実に一日に10分ずつも日が長くなっていく。
南の方では毎日の変化は3,4分くらいだそうだが、これでも10日もたてば40分も日が長くなっている計算だ。SMHI(スウェーデン気象庁)のサイトによると、ルンドではこれからの10日で33分日が長くなるようだ。
真っ暗な日が続いていたかと思うと、北極圏ではこれから白夜に向かってまっしぐら。この極端なところが北欧に住む醍醐味のひとつ(とポジティブにとらえるか?)。
どんどん明るくなる今週。みなさまもHave a nice week!