外でお茶ができるのももう今日が最後になるかもしれないということで、天気のいい午後、友人たちと植物園のカフェにくりだした。8月後半の学校が始まる時期になってもこんなに天気がいいのはなにかの間違いかもしれないので、楽しめるうちに楽しんでおかないといけない。
昨日のフィナンシャル・タイムズに、スウェーデン穏健党の党首が「今のスウェーデンはこの国が危機に陥った90年代の状況と同じだ」と語ったインタビューが掲載され、これに現政権・社会民主党の財務大臣が噛み付いた。「こんな記事がでて、読んだ投資家がスウェーデンの株を放出するようなことになったらどうする!無責任な!」と。
選挙の前で私達にも毎日、毎日今のスウェーデンの問題が報道で突きつけられている。今のスウェーデンに問題があるのは現政権側も認めるものの、90年代の経済危機の状況と現在の状況を一緒にして、国際的な信用を落とすことになんの意味があるのか、ということらしい。
それにしても昨日新聞記事がでて、すぐに財務大臣がコメントし、今日の朝7時からのニュース番組にはもう2人一緒に呼ばれて言論を戦わせていた(というか二人共自分の言いたいことを言っていただけのようだったが)。
スウェーデンのこのあたりの速さ、フットワークの軽さは気持ちいい。
「スウェーデンは90年代と同様の深刻な危機的状況にある」と穏健党党首がフィナンシャル・タイムズに語る。 (SVT Nyheter)