swelog ニュースで語るスウェーデン

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増えた自転車利用はぜひHövdingで!

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少し前に、ヨーロッパの大都市では車道の一部を自転車専用レーンにしたり、フランスでは国から自転車利用に関する補助金がでるなどの動きがあってパリの街でも自転車が目立つようになったというニュースをみた。

そうだよね、混んだ地下鉄とかできることなら避けたいよねと頷きながらニュースを聞いていたが、スウェーデンでも自転車の販売台数が目立って増えている。

スウェーデン全国25店舗で自転車販売を手掛けるSpotsonでは、3月上旬から目に見えて売上が伸び、これまでのところ前年比30%増で推移。Sportsonのマーケティングの担当者は、売上が伸び始めたのはちょうど公衆衛生庁が公共交通機関を避けるように呼びかけ始めた時期と重なると話していて、電車やバス、さらには車で通勤していた人たちも自転車で移動し始めたようだとみている。

また、自転車は通勤手段として注目されているだけでなく、余暇としても脚光を浴びている。大手スポーツ用品店のXXLでは現時点でマウンテンバイクの売上が前年比で60%増で、売上はこの先もまだまだ伸びそうな勢いだという。

私はコロナとは直接関係ないのだが、4月の頭に新しい自転車をもらうというラッキーなことが起こり、それから自転車に乗ることが増えた。

スウェーデンではいわゆるママチャリもそれなりの値段がするし(私の感覚では安いタイプでも6〜7万円くらい?)ルンドでは自転車の盗難も多いので(これまでに2回盗まれた)今は結構長らくボロボロの自転車を本当に必要のある時だけ使う程度だったのだが、久しぶりの新品の自転車はとても快適。週末に30キロくらいの遠出も苦にならなくなってきた。

当たり前だが、歩くのとは違って、風をうけてちょっとしたスピードを楽しみながら走る自転車の快適さはなにものにも代えがたい。

思いがけず、すてきなスウェーデンブランドの自転車(Sheppshult)が無料で手に入ったので、これまで値段が高くて高値の花だったスウェーデン発の革新的な自転車ヘルメットHövdingを買ってみた。

Hövdingはあまり安くなったりしないのだが、ちょうどDesigntorgetで15%割引のキャンペーンをしていたのを知り、その機会にすかさず購入。買ったのは最新モデルのHövding3.0でつけ心地は思っていた以上に快適だ。スウェーデンで使っている分には暑さや息苦しさもまったく気にならなさそうだが、さて、日本で使うとなるとどうだろうか?

自転車に乗るときにヘルメット着用とか、少し前なら自分でも考えられなかったのだか、一度使い始めると快適で、なぜもっと早く買わなかったのかと思う。でも新しい自転車をもらうというような幸運がなければ、私もやはりHövdingを買う勇気(お金?)はなかったかもしれない。

価格がもうちょびっとだけ安くなって、もっとみんなが買うことが出来るようになればいいな。でも命はお金では買えない。Hövdingは通常のヘルメットより8倍のプロテクションがあるとされているので、興味がでたらぜひ上のリンクからホームページをチェックしてみてください〜♪

コロナで自転車の販売が急上昇

© Hiromi Blomberg 2023