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コロナの時代のオンラインカジノとアダルト業界

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世界中で多くの人が家に留まる生活を送っているので、オンラインゲーム業界が活況を表していることは想像に難くないが、スウェーデンではオンラインカジノとアダルトグッズも売上を伸ばしている。

オンラインカジノのあの手この手に、様々な規制を出すことで対抗してきたスウェーデン政府だが、コロナ危機が色濃くなってきてから更に増加したオンラインカジノ中毒者の状況を鑑み、さらなる規制を検討中だ。

(参考・オンラインカジノが支えるスウェーデンのメディア swelog weekend )

6月1日からの実施を予定している規制強化の主な内容は、一週間に使える賭け金を一人あたり5000クローナ(約54,000円)まで制限すること。しかしこの提案には早くも、このような規制は個人の自由を奪うといった批判や、闇のオンラインカジノマーケットをつくるだけだ、といった声もでてきてる。

コロナによる外出自粛状況の中でオンラインカジノと同様、売上を伸ばしているもうひとつの業界がアダルトサイトや大人のおもちゃだ。中でも特に売れているのが等身大のセックスドール(人形)。

1997年からVuxen.se(アダルト)というサイトで大人のおもちゃを販売しているPurefunグループの3月の売上は前年比で36%増加。いつもなら週に1体売れる程度のセックスドールは、今は毎日1体は売れるという状況だ。

もうひとつのVuxenkulのサイトでも状況は同じで、オナニー用製品の売上が伸びている。ここでも人気のセックスドールの売上は35%増加した。両サイトとも一番の売れ筋は、一体15,000クローナ(約17万円)程度の上位モデルだそうだ。逆にカップルで一緒に使うグッズの売上は減っている。

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Vuxenkul社のオナニー用製品の売上(2019年1月を100とした場合)画像・DN

女性用のバイブレーターについては売上が伸びている話を去年の秋にも取り上げたことがあった。朝のニュースが解説する女性のオナニーとバイブレーターの使い方 - swelog

と、ここまで書いたところで、ライアン・ゴスリングの顔が頭に浮かんできた。人々は一人で暮らし家にはロボットの恋人がいる世界。私たちは今『ブレードランナー2049』の中で生きているのだろうか?

そういえば、すごいセックスロボットの取材記事を紹介したのはいつだったけ? この超高性能ロボットも今ものすごく売れていそう。

今年ダーゲンス・ニュヘテルは、画期的なクオリティの「高額セックスボット生産工場」を取材しており、その内容は通常の記事、動画、さらには記事を朗読のプロが読み上げた音声コンテンツでも提供された。

私はまずこの記事をスマホで読み始めたが読み応えのある長い記事で、一回では読みきれず、その後移動しながら音声で最後まで聴いた。それと前後して、取材時の動画が公開されたのでそれももちろん見た。

この記事にはすっかりエンゲージされてしまい、内容が内容だけに話す相手を選んだがそれでも結構いろんな人に読んだ(聴いた?)内容をシェアした。(下記はFacebookにアップされたセックスロボットの動画)

Dagens Nyheter - Här skapas några av världens mest avancerade sexrobotar | Facebook


ニュースメディアの新しいビジネスモデル − スウェーデンから 3 <ジャーナリズム>より

こんなことを書いていたら今週もあっという間に金曜日。気候危機とコロナの影響ですばらしい天気が続いているのをを心から喜べないのが残念だが、スウェーデンにもいい季節がやってきたようです。

政府が賭博中毒者への新たな対策を提案

コロナ危機はアダルト業界をこう変えた