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お金持ちコミューンの財政危機

スウェーデンで裕福な人達の街として有名なストックホルム郊外のダンデリードは、住民の平均所得がスウェーデン一高いコミューン。

ネットフリックス初のスウェーデン発のドラマ『クイックサンド: 罪の感触(原題・Störst av allt)』の舞台にもなっており、上流階級とされる若者たちを扱っている。

このお金持ちコミューンの経営状態が危機におちいり、市議会は税金を引き上げることを決定した。何が起こったのか?

ダンデリードの市民税は今回住民の収入100クローナあたり、1.4クローナ引き上げられ税率は29.63%から31.04%となった。

しかし、引き上げ後の税率であってもこれは他のコミューンと比べても決して高いわけではない。逆に住民平均所得が低いコミューンで税率がもっと高いところはある。

ダンデリードではただでさえ税収が低いところへ、市が所有する不動産の売却が成立しないなどの要因で、市の経営の収支がまったくあっていなかったようだ。市議会は今回同時に各種予算の節減も予定している。

入ってくるお金と出ていくお金の間でバランスがとれていなければ、とれだけ収入があっても財政難に陥るし、逆に入ってくるものが少なくてもバランスさえとれていれば豊かに暮らすこともできる。

個人も会社も行政も、すべての経済的単位はこの基本の上に成り立っているのを改めて確認しました。

スウェーデンで一番お金持ちのコミューンはどうして財政危機に陥ったのか?