EU内での男女間の賃金格差は16%にもなり、丸一年男性と同様に働いても女性は昨日の11月3日分までしかお給料をもらえない計算なるとEU委員会が発表している。委員会は認知を高めるため、11月3日をイコールペイ・デーとした。
EU委員会の計算では12%の差異があるとなっているスウェーデンでも同様の「16時02分」の指標がある。こちらは毎日8時から17時まで働いても、女性は16時2分まで分しか給与を払ってもらっていないことを表している。
リポートでは、世界でも一番男女平等が進んでいるといわれるスウェーデンはトップではなく、EUの中で真ん中ぐらいの順位だ。(トップは5%の差のルーマニア)
定職についている女性の割合自体が他の国に比べて高いゆえかもしれないが、行政の比較的賃金の低い仕事(看護師や小学校教師など)はほとんど女性に占められている、育児休暇を女性が取ることが多い点などは、改善の余地がありそうだ。