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コロナ禍での、夏休みからの戻り方

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2020年8月10日、月曜日。

スウェーデンに住んでいるあなたは、もしかして今日から仕事に戻ります? そんな人にはいつもの夏と同じように「長い夏休みから仕事にうまく戻る方法」の記事が役立つかもしれない。

数日前から(今この瞬間からでもOK!)仕事用の洋服のことやPCのパスワードのことを考え始めるなど気持ちの上で準備を始め、最初は仕事の効率がおそろしく低くてもこんなものだと自分を許してあげて落ち込まず(ここ重要!)、休憩を取ることを忘れずに徐々に仕事に戻ろう、というアドバイス。馴染みがありますよね?

でも今年はこれだけでは終わらない。夏休みが終わっても多くの人は家からのリモートワークを続けるこの秋は、不安や落ち込み、うつといった精神疾患に悩む人が増えるだろうと専門家が警鐘を鳴らしている。

ウプサラ大学で心理学を教えるヨハン・ヴァーラは、パンデミックに私たちが適応しようと頑張ってきた今の状態を「400メートル走だと思って走ってきたら、レースがマラソンに変わったようなもの」だと例える。「まだマラソンを走る体制に切り替えていない人は、一刻も早く切り替えが必要」と付け加える。

具体的には家での仕事場を一時的なものではなく、恒久的に働きやすいかたちに作り変えたり、同僚と「ちょっとした雑談」をリモートでもわざわざする方法を考える、といった具合だ。

私はとりあえず(はい、私も昨日まで3週間休んでました😅)今週は5日も働けるだろうか、と考えず、今日一日なんとか夕方まで働ければいいわ、と思うことにします。あ、だめだ、これではマラソンになってない😰

そんな今週は日本ではお盆ウィーク? 仕事に戻る人も、これから休みの人も、みなさん、どうぞよい一週間を!

続く家からのリモートワークで、秋以降、精神疾患が増えるか

© Hiromi Blomberg 2023