swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

親に時間があると読み聞かせが減る不思議

f:id:hiromi_blomberg:20201213040439j:plain
子供が適切な読む習慣をつけることを目的に活動している非営利団体LegiLexiの最新の調査によると、毎日子供に読み聞かせを行っている0才から4才児の子供の親は57%に及ぶそうです。子供の年齢を9才までにあげても、約半数の親が毎日寝る前の読み聞かせをしています。

2012年に行われた同様の調査では、毎日読み聞かせをすると答えた親は約3分の1でしかなかったそうですので、読み聞かせの習慣はスウェーデンは強くなっているといえそうです。

おもしろいのは、子供にもっと読み聞かせをしたいと思っている親は時間がないことをその理由にあげているのに、平日よりも時間がありそうな週末や夏休みなど休暇時期には読み聞かせが減ってしまうこと。子供も親も生活時間が乱れがちになるからでしょうか?

私はながらく、人に読み聞かせしてもらう喜びを忘れていましたが、今著者が読み上げるオーディオブックにはまってます。声だからこそ喚起される想像力というのもあるようで、すてきな声にひたって物語をきているとなんともここちよいです。

子供への毎日の読み聞かせが増加

LegiLexiのレポートhへの

© Hiromi Blomberg 2023