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荒れる図書館

郊外や小さな町の図書館が荒れている。司書に対して攻撃的な態度を取る人が増えたり、図書館がドラッグの取引所として使われたり。2017年くらいから図書館が荒れる傾向は強まっており、対策を講じる図書館も増えてきた。

誰もが無料で思い思いの時を過ごせる場所である図書館。それだけに行き場のない人達も多くやってくる。ヘルシンボリの図書館で働くニナ・パルカルさんは精神的な疾患者や薬物中毒の患者など図書館で時間を過ごすのではなく本来なら別途ケアを受けているべき人が、図書館に来ることが以前より増えているのではないかと話している。

パルカルさんは大きな音でスマホで音楽をかける訪問者にやめるよう頼んで逆ギレされたり、訪問者間で殴り合いの喧嘩となるのを目の当たりにしたこともある。彼女の働く図書館では状況に対応するため、勤務中は一人になることを避け複数人で働くルーティンを確立したり、危険な状況になった時に警察などへの通報の手はずを見直したりしたそうだ。

図書館は誰もが落ち着いて時を過ごす場所であることを利用する私たち一人ひとりも態度で表す必要がある。幸い私の通っている図書館では危ない状況に遭遇したことはないが、心に留めておこう。

暴力、心配な状況、ドラックの売り買いー司書が警告する図書館の日常