スウェーデン最大のゲイネットサイトを運営する雑誌QXが開催した今年21回目のゲイガーラ・Gaygala(ゲイの祭典)。
「今年のHBTQ賞」を受賞したのはスウェーデン最大手スーパーマーケットチェーンICAが所有する保険事業子会社の社長、カロリーン・ファーベルゲルだ。
彼女は去年の秋に長年「男性のカール」として暮らしていた自分とさよならし、性別適合を行い、また彼女の辿ったその決意に至る長い旅路をオープンに語った。スウェーデンでも、経済界のトップリーダーがHBTQ関連の大きな賞を受賞するのは初めてだという。
ちなみにHBTQは英語のLGBTQに相当するスウェーデンで使われている略称。レズビアン(L)とゲイ(G)をホモセクシャル(H)として統合している。
式典の後、インタビューに答えているカロリーンが凛として美しい。
私のリーダーとして資質は個としての才能によるのであって、性別ではない (SVT Nyheter)