スウェーデン政府は、危険な化学物質が使われている洋服や靴の輸入を化学物質危険税をかけることで防ごうとしている。
危険な化学物質とはガンやアレルギーを引き起こしたり、再利用を困難にしたり、水質に影響を与えるとされているものだ。2016年の化学物質調査委員会のレポートによれば、衣類に使用されている化学物質のうち10%が人体に、また5%が環境に影響を与えるものであった。
危険なものは禁止すればいいし、またEU内ではこのような化学物質に規制が懸けられているものが多いが、Eコマースで規制基準の異なる中国などからどんどん製品が入ってくる。
具体的な課税方法はこれから検討するそうだが、国内の消費者と環境を守る環境を迅速につくっていくには、危険税で対処するのが今のところ最適な方法と検討されているそうだ。
ものを買うときにはこのあたりにも注意する必要があるということですね。