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危機に備えるクリスマス

日本のお正月と同様、スウェーデンのクリスマスは普段は離れて暮らしている家族とも一緒に集まってゆっくりと食事をしたり、帰省した故郷で昔の友人とあったりそんないつもとは違った時間を楽しめる時。

スウェーデンでお祝いのメインの日であるクリスマス・イブまでの準備の慌ただしさとは一変して、今日の25日はちょっとゆっくり過ごす人も多いのでは? 

そんな時間を狙ってだろうか、スウェーデン社会防衛対策庁(MSB・Myndigheten för samhällsskydd och beredskap)が、市民の一人ひとりが社会を襲う緊急事態や危機に備えるための必要となる重要な情報を集約したウェブサイトの存在を国民に浸透させるために、TVCMを中心とした広告キャンペーンを今日から開始させた。

今朝、民放のTV4を観ていた人の中にはもうCMをみた人もいるかもしれない。

私が観たのは、クリスマスのお祝いの雰囲気とはちょっと(というかまったく)合わないシリアスなタッチで「未知のウィルスに社会が襲われ、すでに薬局でも消毒用アルコールは品切れ。そういう時にどうするか知ってるか?」「Krisinformation.se(危機情報サイト)で確認!」と、新しいサイトのアドレスを認知させる構成になっていたものだ。

www.instagram.com

サイトにはすべての住民が知っておくべき重要な情報が集められているにも関わらず、MSBが2018年に実施した調査では認知度はたったの25%程度だということで、今回の広告キャンペーンが決まったのだそうだ。私もその存在をまったく知らなかったので、まずはKrisinformation.seのインスタグラムのアカウントをフォローした。

TVCMで取り上げられている「危機」は異常気象、ヨーロッパで紛争の勃発、そして未知のウィルスと、どれもいつ起こっても不思議ではないもの。(下の動画は紛争が勃発し、スウェーデンに物資が途絶えたらどうする? というシナリオについて話している)

 平和にクリスマスを迎えることができている今日を感謝して、危機に備えよう。

重要な危機対策サイトの認知度が低い