スウェーデンでもコロナが猛威をふるいはじめた時、消毒用のアルコールが不足し、アブソリュート・ウォッカや大学の研究室で急場を凌ぐために消毒用アルコールを製造しているというニュースを見かけた。
今日、ダーゲンス・ニュヘテルで取り上げられていたのは、人気のウィスキー・ブランド、マックミューラ(もしくはマックミラ)によるアルコール消毒液だ。
マックミューラの最大の顧客はドイツやイギリスのウイスキー愛好家たち。その需要がコロナ禍の影響で落ち込んだ今、社はSwedish Tonicと組んでアルコール消毒液の生産を行っている。今のところコロナで落ち込んだウイスキーの売上をアルコール消毒液の売上でほぼ相殺することができているそうだ。
4月にはアルコール消毒液を10万リットル生産しその多くを高齢者施設や医療機関などに納品した。しかしまだ行き先の決まっていない消毒液もあり、また、特に一般消費者向けのハンドジェルを販売してほしいという声も高い。
目下そのプロジェクトに取り組み中ということだが、記事にはマックミューラ名前入りのおしゃれなハンドジェルの写真が掲載されていた。今はまだ業務用のみで消費者向けに販売はされていないようだが、ちょっと入手したくなりますよね♡
マックミューラではこの先もしばらくは消毒用アルコールの生産を続ける予定だが、去年の秋販売開始されたAIで作ったウイスキーに代表される特徴のある新製品の開発も続けている。ホームページをみていたら、ストックホルムでお茶の販売を手掛けているYuko Ono Sthl®と組んでGrönt te(緑茶)ウイスキーも開発していたのを知った。
ウイスキーはめったに飲まないけど、買うのならニッカかマックミューラと決めている私。次はこれ、買ってみようかな? うーん、どんな味がするのだろう?