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使われない、大金を掛けた「マルメ・サウンド」

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今年の2月、マルメ市が485,000クローナ(約600万円)の大金をかけて「マルメ・サウンド」を制作したことがニュースになった。目的はマルメのアイディンディを高めるマーケティング活動に使用すること。作られた音はマルメを紹介する様々なプレゼンテーションや、マルメ市内のバス停や公園、さらにはマルメ市が経営する高齢者施設などでBGMとして流されるはずだった。

この高価な「マルメ・サウンド」の使用状況を、この度スウェーデン公共ラジオ局が調べたところ、これまでに使用されたのは来年マルメで開催予定のイベントの広告用としてのたった1回だけ。マルメ市の広報担当者はパンデミックの対応に追われており計画していたように活用できていないと説明する。

2月に「マルメ・サウンド」制作に大金が使われたことが明らかになった時点で、税金の無駄遣いを指摘する声が高かったが、これで批判はますます高まりそうだ。マルメの音とはどんなものか気になる人は、下記のリンク先にある動画から少し聞くことができます。うーん、税金の無駄遣いと言われても仕方ないかも。

街のアイデンティティとなる音ときいて、今真っ先に思いついたのは東京のJR恵比寿駅の音楽ですかね。ここで流れている「第三の男」のテーマ曲は映画音楽というよりはもうご当地ソング? 今日も恵比寿で楽しく流れているのかな♪

50万クローナ掛かったマルメ・サウンドはたった一回使われただけ

© Hiromi Blomberg 2021