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小学校でもマインドフルネス

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マインドフルネスを積極的に取り入れる学校が増えている。

ヨーテボリにあるISGRインターナショナルスクールは現在4年生の3つのクラスで一日10分のマインドフルネスを取り入れているが、効果があまりにも目覚ましいため、今年から20のクラスに導入を拡大する。

10分間、教室内で自分たちの思い思いの場所で静かに座って自分の呼吸に集中する時間を持つだけで、生徒の集中力がぐんと向上し、子どもたちの間の諍いも減った。また生徒たちはよく眠れるようになったと話しているそうだ。

2002年から教師として働いており、授業にマインドフルネスを取り入れることを提案した教師のカミラさんは、ここ数年生徒たちの集中力の低下が激しくなった状況がマインドフルネス導入の背景にあると説明している。

マインドフルネスを取り入れた結果、以前は集中することが難しかった生徒ほど大きな違いを実感できているという。

子どもと瞑想? ってなかなか結びつかないが、昔の子どもはそもそも退屈することが多かっただろうから、それが今でいうマインドフルネスになっていたのだろう。

そういえば、子供の頃ときどき連れて行かれた親族のお葬式や法事。これなんかも、鐘(鈴)もなったりして究極の子供マインドフルネスだったのかもしれない(大人もかな?)。

マインドフルネスを授業に取り入れた学校「目覚ましい効果がありました」

© Hiromi Blomberg 2023