swelog ここだけのスウェーデンのニュース

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今年やってこなかったもの?

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今年はコロナで外国旅行の機会がほとんどなくなり、またやってくる人もそれほどいなかったせいなのかどうなのか、スウェーデンでトコジラミ、いわゆる南京虫の駆除依頼件数が減っている。

スウェーデンの害虫駆除大手のAnticimex社への2020年の南京虫の駆除依頼は前年の1万2500件から、今年は1万件を切るレベルまで減った。

スウェーデンと南京虫? は結びつきはないようで、他の西洋諸国と同様2000年代からこの国でも南京虫の駆除依頼は増えている。この誰にも望まれていない害虫は旅行者のスーツケースなどに入り込んでやってきたあとは、ベッドなどに住み着く。こちらの家の中は年中温かいし、南京虫も結構住みここちがいいのかもしれない。

一度住み着いた南京虫を駆除するには長い時間がかかるそうで、また昔使用されていた駆除薬はその毒性の強さゆえに今では使えなくなっていたり、南京虫の方でも薬剤に耐性のあるものがでてきてしまったりと、駆除するもの簡単ではない。

依頼件数が減ったのは、南京虫が減ったのでなく、ただ単にコロナ禍で駆除チームが自宅にやってくることによる接触をさけたいという理由であるかもしれず、コロナ禍が落ち着くのを待たなければ長期的な傾向ははっきりとはわからないが、ふむ、私も例年なら旅行先から自分も気が付かないうちにいろんなものを持ち込んでいたんだろうな。コロナの影響はいろんなところでいろんな形で現れるようだ。

南京虫が減ったのはパンデミックの影響か

© Hiromi Blomberg 2021