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スウェーデンで変わるSNSの使われ方

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最新の「スウェーデン人とインターネット」レポート(2018年調査)によると、スウェーデン人のFacebookの使い方に変化がでてきている。

Facebookの利用率は若者の間では減っているが高齢者層ではまだ増え続けている。しかしアプリやサービスは使っているものの、自らFacebookで文章や写真をアップしたりFacebookグループに参加したりする人は減ってきている。同様の傾向はTwitterでも同じだ。

またこれまでシリコンバレーのFacebookやTwitterなどの巨大SNSでアプリの開発に携わっていた人達が、会社をやめSNSの負の側面を告発することも増えている。

有名なところではGoogleを辞めたトリスタン・ハリスがいる。内部を知るからこその彼の話の説得力。こちらについては以前noteでまとめたので、興味のある人はぜひ読んでみてください。

note.mu

ちなみにSVTでは今週『Vägra Sociala medier (SNSを断つ)』という番組を放映予定。

これまでSNSを毛嫌いしてまったく使っていなかったが、職業上やっぱり少しは使った方がいいとみんなに薦められているスウェーデンの人気俳優のアダム・ルンドグレンが番組の案内役。彼が本当のところSNSはやった方がいいのか、やらない方がいいのかをシリコンバレーまで行って専門家に会って確認するという内容のドキュメンタリーです。

こちらも面白そうですが、スウェーデン語なのがちょっと残念(って当たり前か?) スウェーデン語の分かる人はぜひ!

www.svtplay.se

自分が作ったSNSを問題視して、信頼しないテクノロジー専門家が増えている

© Hiromi Blomberg 2023