Ask.fm、Kik、Sarashah、そして最近はTellonym。匿名で使えることでいじめの温床となるSNSアプリが流行っては、次へ移っていく。
SNS上では面と向かってよりも簡単にきつい言葉のつぶてを投げることができるが、受けた方は対面以上に傷つくこともあるSNSの世界。
この記事では、匿名のアカウントから自分を写真をアップされ「みてよ、このデブ。死んじゃえばいいのに」とのコメントをつけられた12歳のエルヴィラの体験談が書かれている。エルヴィラは、起こったこと一切をインスタグラムに書くということで、多くのサポートのコメントをもらってこのつらい状況を乗り越えようとしている。
自分のこどもがこのような状況に陥ってしまったら、親がするべきことはそのアプリの使用を禁じることではないそうだ。禁止すると、もしもまたいじめが起こっても今度は親にそのことを話さなくなる。
スウェーデンで子供が現在おかれているさまざまな問題を扱っているNGO「フレンズ」は使用を禁止しないことと同時に、親もそのアプリを使ってみてどのようなものか理解すること、またネットは現実とつながっているところで、異次元空間ではないことを子供と話すこともよい、といっている。
日本のツイッターで大人になっても匿名でひどいことばっかり書いている人たちも一度フレンズのいうことをちゃんと聞いてほしいものです。