スウェーデンの公衆衛生庁の予防接種部門の責任者ソーレン・アンデションによると、新型コロナウイルスで今感染の広まっている変異種への対応策として、追加のワクチン接種が必要になる可能性がある。
ワクチン開発に関わる製薬企業が目下開発を進めている変異種のためのワクチンは年内に発売される可能性があり、この先のウイルスの変異の仕方によってはすべての年齢層で追加のワクチン接種が必要となるかもしれない。
今認可されているワクチンは、元々の新型コロナウイルスと英国からの変異株に関しては予防効果があるが、南アフリカ、インド、ブラジルからの変異株に関しては効果は限定的であると考えられている。EUがワクチン開発企業と交わしている契約には、このような新型変異株への対応が含められているそうだ。
表題で使ったブースター・ワクチンという表現については、この↓ビジネスインサイザー(BI)の記事が日本語化されていてわかりやすいかもしれない。BIは私は普段はまったく目を通していないメディアですが、よろしければどうぞ〜。