今日の話題はデンマークから。
早くもシーズン2が始まったデンマークで人気の子ども向け番組『Ultra smider tøjet』(究極のスッポンポン? といった意味でしょうか?)は、スッポンポンで子どもたちの前に立った大人たちが、体にまつわる子どもからの質問に答えるという驚きの内容。
一糸まとわぬ姿で堂々と質問に答えていくのは、老若男女、太った人、痩せた人、大きな人から小さな人、義足や人工肛門を装着した人まで様々な外見を持った大人たち。
この番組は、デンマークでは子どもに限らず多くの大人からも好評で人気となっているそう。もちろん内容に批判的な人もいる。
番組を制作、放送しているのはデンマークの公共放送のDRで、昨日この番組を紹介してたスウェーデンのSVTの朝のニュースでは「人間の体に関する正しい知識を伝えるのは公共放送の仕事だと考える」との、DRからのコメントが紹介されていた。なるほど。
しかしこの番組、デンマークの子どもたちだけじゃなくて世界中の子どもも大人も見たほうがいいのでは? 隠避、卑猥という言葉とは対極にある、あっけらかんとした赤裸々な人間の体が並んでます。
スタジオで質問している子どもたちは、まだ体に性差が大きくでる前の年頃。広告にでてくるようないわゆる整った姿かたちの人たちだけでなく、人の体はいかに様々であるかをこの年令で理解しておくと、もしかすると思春期特有の悩みは少しは減るのかもしれない。
今、DRのサイトにいったところ、シーズン1からスウェーデンの私のパソコンからも番組をみることができました。日本からはどうかな? どうぞ以下のリンクからお試しを。
しかし、私がデンマーク語がわからないのは、こんなとき残念!