いつもはネットで読んでいるダーゲンス・ニュへテルを、ホテルで朝ごはんを食べながら読む。慣れもあるのだろうけど、やはり紙の新聞の一覧性は素晴らしい。
でも、一部で買うと49クローナ(約610円)となっていて、これじゃよっぽどのことがないと買わない。ネット版へのアクセスだけなら月99クローナ(約1300円)で読める。1ヶ月宅配もしてもらうと499クローナ(約6200円)なのでこれは敷居が高すぎる。
他に購読している地方紙Sydsvenskanは、ネット版へのアクセスと、金土日の週末の3日間だけ紙版を配達してもらって225クローナ(約2800円)。ダーゲンス・ニュへテルもデジタルに加えて週末の3日間だけ配達してくれるパッケージははあって、これは349クローナ(約4400円)する。
今日はダーゲンス・ニュへテルの編集主幹、ペーテル・ヴォロダルスキがFacetookに関して論説を書いていた。いわく、「世界中で22億人もの人がニュースの情報源として使っているプラットフォームにも関わらず、こんなに情報操作され増幅された情報が出まわっているものもない」。
今回のスウェーデンの選挙では、ロシアによる情報操作はアメリカの大統領選レベルではなかっただろうが、右派ポピュリズム政党のスウェーデン民主党や、またAFSという超極右政党は、実際の投票結果をみると全く影響力がないレベルにも関わらず(0.3%)、多くの支持者がいると感じさせるのに成功していた。
手軽だからといってFacebookや他のSNSや集めサイトだけでニュースを見てるのは本当に危険、とか思ってる私はもう既に少数派なんだろうか?
2018年9月16日