人は自己の現状認識にもとづいて選択を行う(例えば選挙の投票)。
現状をどのように把握しているかは、もちろん個々人によって異なる。しかし、現状の切り口が異なるといった主観的な角度からの差異ではなく、単純な数字の把握などが間違っていては、当然自分が取るべき判断もできない。
ということで、大手新聞スベンスカ・ダーグブラーデットが「現状把握テスト」を提供してくれていたのでやってみた。テストは前回の2014年の選挙時と比べて、選挙の論点となっている状況についてどのような変化があったのかを問うもの。
例えば質問1は、手術や治療の実施を3ヶ月以上待たなければいけない患者の割合は増えているか、減っているか?(正解は2014年:15%から2017年12月:26%となっており、増えている)。
その他に学校の教員一人あたりの生徒数は増えている? 生徒の成績は国際基準テストでよくなったのか、まだまだひどい状態?警察官の割合はどうなった? 難民の数、移民の数は? 失業率は? などなど。
私は10の質問のうち5つしか正解しなかったけど、新聞で公開前に1000人に対して実施された調査では、4つ以下の正解回答者が6割を占めたということなので、これでもまだ把握できてるほう?
選挙まであと4日です。