私は私の夫となった人を最初に見た時のことを結構鮮明に覚えています(きっと後から脚色されていると思いますが)。
それは夫のほうも同じで、これって結構ロマンチックなことだよねーといいたかった私に、生物学を修士まで勉強した夫から説明されたのがこちらです。
「動物として相性がよかった・匂いとか姿形とか遺伝子にいれてある大切な情報と照らし合わせて、瞬時に判断して引きつけられる」。
ロマンもなにもあったものではありませんが、ウプサラ大学の心理学教授、トーマス・フールマルクさんによると「ひと目みて心臓がバクバクする」ような状況の影の役者はやはり「ドーパミン」。脳内の報酬系とよばれる精神伝達物質です。
生物として生きる確率を高めるもの、または避けるべき危険に注意を向け行動を取らせようとするのがドーパミン。
ストックホルム大学の脳科学のホーカン・フィッシャー教授も、この脳内の報酬システムが、人が恋に落ちたときのさまざまな(時には日常を逸脱した)行動の要因となっているのではと語っています。
そして最初の強烈な愛が、穏やかな愛に変わるときはオキシトシンが・・・・・・
・・・・・・とか、なんだか書いていてなんとなく心が乾いてきたので、今日はこの辺で。
つぶらな瞳の犬と出会った一目惚れの私の心理は、なんだか科学で解明されたくない感じ!