つい先程始まったクロスカントリースキー大会ヴァーサロペット。雪の少なさが心配されていたのに、まさかの大会当日の降雪。
今年はトップ選手の戦いの中継と同時に、SVTのストリーミングサービスでは二人のレポーターが一般参加の人たちと一緒に滑る様子がこれから9時間に渡って中継される予定だ。
Vasaloppet - I spåret med Clara Henry & Mattias Svahn | SVT Play
16,000人が90キロを競う過酷なレースをこんな角度から中継できるのも、ネットの活用で公共テレビ放送の形が変わってきたから。それにしてもSVTは長時間長放送が好きなようだ。このヴァーサロペットのスローテレビ・ヴァージョンも今年から定着するのかもしれない。
もうひとつSVTが刻々とかわる状況を実行中継のようにまとめているのが、新型コロナウイルスに関するページだ。
世界中の報道機関が特集ページを設けていると思うが、SVTのこのサイトは最新状況を伝えるだけではなく、刻々変わっていく状況に対して視聴者が、つど疑問に思ったことを質問できる機能がある。質問に答えるのはSVTのモデレーターで、各専門機関などから情報を集め回答をアップする。
もちろんすべての人の質問に回答がつくわけではないが、質問を送ることは誰にでもできる。これはちょっとした機能だが、自分が信頼している機関、人に自分の心配事を送ることができるだけでも心配しすぎる気持ちは収まるのかもしれない。
ちなみに現時点での最新情報は、スカンジナビア航空が中国行き便の運行取りやめを3月29日まで延長したこと、取り上げられた質問と回答は年齢別の感染者と死者の数だった(回答は中国の数字)。
このページに検索機能はないようだけれど、気になることがあれば質問したりページをブラウズしてみるといいかもしれない。