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食品の砂糖含有量マークで変わる購買行動?

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緑、黄色、赤、黒の4つの色でその食品の砂糖含有量を分類して、スーパーの店頭の価格表示のタブに表示する取り組みがスウェーデンの一部のスーパーで始まっている。

その食品から得られる熱量のうち砂糖からのものが5%以下である場合は緑のSマーク(砂糖はスウェーデン語でSocker)、同割合が35%以上のものは黒いマークがつくといった具合に使われる。

たまにシリアル類やミューズリなどを食べると、わーすごくおいしい、と思うことがあるが、きっとお砂糖がたくさん入っているんだろうな、という私の疑問にはこれからはこの砂糖含有量マークが教えてくれるらしい。

生化学者のアン・フェルンホルムさんによると、今スウェーデンで販売されている食品中、含有量が一番多いものは水、そして塩と続いて、三番目には砂糖がくるそうだ。

また、スウェーデン人が1年間に摂取する砂糖の量の合計は、1800年代の4キロから、2000年に入って一時は年48キロにまで上がり(きっとケチャップに含まれている砂糖の量が問題になり始めた頃か?)、現在では40キロあたりで落ち着いている。

スウェーデンの食品管理庁では一人あたりの砂糖の摂取量は年間20キロまで、またWHOは年間10キロという目標値を掲げているので、減ってきているとはいっても目標はまだまだ遠い。

しかし、すばらしい取り組みだな、と思ってマークをよくみると、うーん、どっかで見たような気もしてくる。ニュースの動画を見るとSマークはスーパーの棚の価格表示タグの隅に小さく貼られていることがわかる。もしかして、私がいつもよく行くスーパーでもこの取り組みはもう始まっているのだろうか? だけど、私はいつも特売コーナーに積まれて大きな価格表示で売られているものしか買っていないので、定番の棚の値札にSマークがついていてもまったく気がついていなかったのかだろうか? 

ちょっと恥ずかしいけど、お店の方も本当に私たちの健康のこと気にしてくれるなら、Sマークは特売商品にこそつけるべきでは!? (自分の恥かしい行動を、とりあえずお店の方に責任転嫁しておきました😅)

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© Hiromi Blomberg 2021