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コロナ第3波の可能性を下水から推測する

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スウェーデンでのコロナの第2波は現在ピークを過ぎたように見えているが、私たちがちゃんと行動しないとすぐに第3波がやってくる可能性がある。と、先週の記者会見で公衆衛生庁のアンデシュ・テグネルが話していた。ワクチン接種は始まったものの、それにより社会の感染状況になんらかのよい影響がでるとしても、それは夏以降になるだろうとも。

感染がどれくらい広がっているかを別の角度からみる方法として、ストックホルム、ヨーテボリ、ウプサラの各都市では下水に含まれるウイルス量の測定を続けている。

サルグレンスカ大学病院の微生物学研究室は、広域ヨーテボリ圏の約80万人の下水の分析を昨年2月中国からコロナの感染が広がった時から行っている。

第2波においては下水の中のウイルス量はクリスマス前の第52週(12月7日〜13日)にピークを迎え、その後の2週間で急激に減少するなど下降傾向をみせていた。現在は減少傾向は止んで同レベルで推移しており、ここからまた上昇して第3波に向かう可能性に関しても予断を許さない状況にあるという。

先週の分析はまだ行われていないそうだが、この先、スウェーデンではスポーツ休暇もやってくる。どうかまた急激に感染が広がったりしませんように。

Covid-19のワクチン接種で大規模な影響がでるのは夏までかかる(SVT)

下水のウイルス量の下降傾向が止む(ダーゲンス・ニュヘテル)

© Hiromi Blomberg 2021