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変化したスウェーデンでのコロナワクチン接種への人々の態度

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少し前に「デンマークの公衆衛生庁では、対象者の90%がワクチン接種に同意するものとみている」というニュースに驚いたが(ワクチンを巡るニュースあれこれ。王様でも順番抜かしは許さない - swelog )、スウェーデンの最新の世論調査でも82%の人がワクチン接種をすると考えていることがわかった。

1月中旬にダーゲンス・ニュヘテルとIpsosが1201名を対象に行った調査では「きっと、もしくは、おそらくワクチン接種をする」と答えた人は82%で、これは9月に行った同様の調査での同じ問いに答えた人は54%であったという結果から大きく変容している

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Källa: DN/Ipsos

調査結果についてIpsosの担当者は、9月の時点ではワクチンに関してはまだわからないことが多かったが、スウェーデンでは昨年の12月27日から具体的に接種が始まっていることが影響しているだろうとコメントしている。また、9月の時点では感染状況は落ち着いていたが、12月から1月にかけてはすごい勢いで感染は拡大していた。

9月の時点では女性の方がワクチン接種に否定的な人が多い傾向があったが、その偏向は今回の調査ではなくなり、性別による調査結果の差はなくなった。

また1月の調査でワクチン接種に「きっと、もしくは、おそらくはワクチン接種を受けない」と答えた人は全体では13%だったが、スウェーデン民主党の考え方に賛同すると答えた人の間では3割近くの人がワクチンに否定的な考え方であることが調査結果では目立つ。Ipsosによるとスウェーデン民主党支持者の間では、政府や行政が実施することに懐疑的、否定的であることは他の調査結果でも顕著だそうだ。

記事では、スウェーデンの公衆衛生庁のまとめでは2019年にスウェーデンの子ども(対象の子どもということだろうか?)の97%がジフテリア、破傷風、百日咳などで、少なくとも3回のワクチン接種を受けたとなっている。スウェーデンではもともとワクチン接種に対して肯定的な人が多いようですね。

DNとIpsosの世論調査・大多数がワクチン接種に賛同(ダーゲンス・ニュヘテル)

© Hiromi Blomberg 2021