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2021年、SNS上のエンゲージメントが減ったその理由

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2021年スウェーデンのSNSでニュースに対する「いいね」や「シェア」などの反応は、2020年に比べて劇的に減ったことをBreakitが伝えている。

2020年は多くのSNSで訪問者数が過去最高を記録するなど、スウェーデン人のSNS上のでのエンゲージメントは高かったが、今年は昨年に比べると大きなニュースが少なかった。また反応を引き起こすニュースは、エモーショナルなものであることが多く、例えば今年初めて女性の首相が誕生したが、このようなニュースはあまり反応を引き起こさない、とメディアアナリストは解説する。

その中でも目立ったのは「団塊の世代にもやさしいコンテンツ」で、世界中ではやった高齢者でも踊ってみたくなるJerusalema challengeという簡単なダンスなど。世界中で救急隊員や銀行員などが、いろんな職場で踊っていたが、スウェーデンでは刑務所の職員が参加したものもあった。

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Breakitのトップ10リストでは、第一位はDagens Medicinに掲載された「アルヴェドン(鎮痛薬)が飲めるなら、ワクチンも大丈夫」というタイトルの記事。ワクチン接種の問題は人々に強い感情を引き起こす。

エンゲージした記事の2位には「スウェーデンのオーガニック食肉工場での動物虐待の様子と見られる写真(TV4)」や、6位の「研究結果・女友だちと一緒にワインを飲むと寿命が伸びる(Uppskattat)」などがある。

このブログでも年始に取り上げた「これから数日間は掃除機を使わない方がいいかも(SVT)」も10位に入っていた。

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SNSを含むテック企業に関するビジネスニュースを伝えるというBreakitのメディアの性格上難しいのかもしれないけれど、この分析ではなぜ「もうSNSはオワコンなのだ」という可能性に触れられていないのだろう?

大きなニュースがなかったからエンゲージメントが減ったのではなく、SNSでいいねしたりシェアすることに疲れたのだと思うよ、私は、希望的観測だけど。

そんな2021年も今日が大晦日。皆様もよいお年をお迎えください!

エモーショナルで団塊の世代でも参加しやすいー2021年いちばんエンゲージしたコンテンツはこれだ(SVT)

今年最もシェアされた記事はこちら(あなたもクリックしたのでは?)(Breakit)

 

© Hiromi Blomberg 2022