私の周囲ではこれまで、コロナの中でも機会が合えばミーティングルームで距離をとって座り、ごくたまに開催されていたF2Fな会議もこの間からすべてリモート会議になってしまった。今はとにかく屋内で他の人と交わることをできるだけ避けなくてはならない。
そんな特殊な状況の中、当初の意図とは少し違う形で注目を集めるのかもしれないのが「スコッグスフローティング(森の中の揺れる会議場)」だ。
「森の中でハンモックに包まれて揺られながらアイディアをえる」。「揺らぎ」と「森林浴」により頭の柔軟性を高め、クリエイティブなひらめきをえることを謳って開発されたこの「スコッグスフローティング」はコロナの時代にもぴったり?
Why Skogsfloating? (Youtube動画)
スコッグスフローティングはスウェーデンのストックホルム郊外にある大型コンフェランス施設Bommersvikにも10年ほど前に導入されていたが、これまで人気はまぁまぁといったところだった。最近また屋外でもいいから集まりたいというニーズをも拾い上げる形で「スコッグスフローティング」の需要が高まっている。
ちょっと調べてみたところスウェーデンにはヨーテボリに近いVANNotel Spa Hotellにもスコッグスフローティングの施設がある。VANN® | Skogsfloating | Ett Naturnära Möte
ハンモックには揺られずとも、森の中にいるだけでリラックスしてクリエイティビティは高まるだろうから、これからしばらく人と集まる必要がある時はやっぱり森の中? 今のところ幸か不幸か、11月としては記録的な暖かさで震えることなしに森も歩けるしね。(温暖なこの11月のスウェーデン)