swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

スマートウォッチとのつきあい方

活動量計使ってますか? 私は一度、アップルウォッチを買いかけて「買ったらずっとこれと暮らすわけか」と思い直してやめた経緯があります。 今、自分なりのルールをつくってこれまでのデジタルデバイスとの付き合い方を変えようと思っている最中なので、運…

アプリも断捨離

「スマホのアプリがあなたの位置情報を売って金を儲けている」ことは、このような情報に敏感な人は既にBuzzFeedやTechcrunchといったサイトの記事で知っているはずだ。 あなたの位置情報も売られているかもしれない (BuzzFeed) jp.techcrunch.com しかし多く…

セレブがすすめるカジノと女性中毒者

スウェーデンではネットカジノがすごい勢いでのびており、ギャンブル中毒になる人も爆発的に増えている。そのトリガーになっているのはあらゆるところで大量に投入されている広告その広告に、これまでにあまりなかった有名人を起用するタイプのものが増えて…

便利が消えていく時

大手スーパーチェーンの一つ、Coopがこの夏から「使い捨てバーベキューグリル、インスタントコンロ」の販売中止を決定した。スーパー最大手のICAでは既に去年の10月に夏には販売の中止となることを発表している。 雨が少なく乾燥した状態が長く続き、山火事…

燃えつきる子どもたち

日本では高齢化した「引きこもり」問題が改めて大きな社会的課題として浮上してきているが、今日のニュースでスウェーデン語の「Hemmasittare (家で座っている人)」という新語をみた。 インタビューに答えていた11歳の少女アンナは9歳の時から2年、学校に…

最北の植民地・電力 swelog weekend

スウェーデンの最北ノールランド地方に、フェイスブックなどのプラットフォーマーの巨大データーセンターが続々計画、建設されている。その状況を、「これでは新しい植民地のようだ」反対運動へと動きだした地元の人達がいる。 例えばイェーブレ (Gävle) 市…

Eコマースと化学物質危険税

スウェーデン政府は、危険な化学物質が使われている洋服や靴の輸入を化学物質危険税をかけることで防ごうとしている。 危険な化学物質とはガンやアレルギーを引き起こしたり、再利用を困難にしたり、水質に影響を与えるとされているものだ。2016年の化学物質…

80億円の動かない農業システム

2014年から6億7300万クローナ(約80億円)かけて農業庁が構築してきた、農業ITシステムプラットフォームが暗礁の危機に陥っている。 EUの農業政策の一環として進められてきたこのITプロジェクトは、2014年から2020年期の予算の確定までにEU諸国の思惑が交錯…

フィンガーフード 2.0

歳をとってフォークやナイフが使いづらくなってしまうと、食べる量が減ってしまい栄養不足の状況に陥る老人が増える。 現在、老人ホームやグループホームなどで提供される食事は、カテラリーを使って食べる前提で作られているので、手で簡単に食べることがで…

オジフルエンサー スヴァンテさん

今、インスタグラムで4万人強のフォロワーを誇るマルメ在住のスヴァンテさんは、歳をとってもかっこいいスタイルを提案する高齢インフルエンサー、いわばオジフルエンサー。 現在68歳の彼は、60歳になった時、突然忙しく充実していた広告関係の仕事をやめ、…

450時間のヘラジカ・スローテレビ

ノルウェーのテレビ番組といえば、人気ドラマの「Skam」とスローテレビ。 そして、この成功を羨ましく思っていたに違いないスウェーデン公共放送SVT。 昨日から5月3日にかけて450時間の予定で、スウェーデンの最北端で行われているヘラジカ大移動の生中継を…

2500人のシェルター

スウェーデンにはいたるところに、戦争や災害時に逃げ込むことのできるシェルターがあり、その数は、全国あわせて65,000超。 このニュースクリップで紹介されているのはヨーテボリの街の真ん中にある2500人が一度に入ることができる大きなシェルター。1950年…

新しい街と大麻ハウス swelog weekend

そんなわくわくする持続可能なアイデアの数々の紹介の最後に登場したのが、大麻を使った建材で環境に優しい家を提案しているEkolution (エコリューション)というスタートアップ企業だった。 Ekolutionが提供しているのは、産業用大麻であるヘンプ(精神活性…

エロティックなオーディオブック

スウェーデンではオーディオブックのエロティック小説ジャンルが伸びていて、サービスプラットフォームの一つ、Bookbestでは2017年から2018年にかけて15.6%伸びた。それを支えているのは女性ユーザーだそう。 もともとオーディオブックサービスの会員は女性…

© Hiromi Blomberg 2023