swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

キャッシュレスの国でキャッシュレス決済ができなくなったらどうする?

昨日世界中で、一時大手新聞社や行政のサイトへアクセスできなくなる障害が発生した件は、アメリカのインターネット配信ネットワーク大手Fastlyで起こった不具合によるものだった。CNNやBBCニューヨーク・タイムズ、スウェーデンではスベンスカ・ダーグブラ…

労働をめぐる歴史的な分岐点?

スウェーデンの労働市場担当大臣によると「現代スウェーデンの労働市場における最大の改革」が今まさに起きようとしているらしい。この労働法改革の新法案は、スウェーデンで雇用する人される人、そのすべてにインパクトを与えるので影響を受ける人は国全体…

パンデミック貯金、ビットコイン脱税

スウェーデンの中央統計局(SCB)によると、パンデミック下でスウェーデン人の貯蓄額は増えており、2021年の第1四半期は、1996年にこの統計が始まってからの過去最高額を記録した。発表は前年同時期の1270億クローナ(約1兆7000億円)から1630億クローナ(約…

weekend nr9. 女性と年金・スウェーデンの場合

nr9. 女性と年金・スウェーデンの場合 swelog weekend、今週はずばり、女性と年金について男女平等が進むといわれるスウェーデンでも年金の男女間格差は大きい。年金制度の簡単な解説と一緒に、その理由を説明しました問題山積みの昨今ですが年金のことも忘…

鳥の歌声ナイト

なんて、ちょっと昭和な日本語訳をつけてみたのは、先日スウェーデンの公共ラジオ局P1で真夜中から朝にかけて8時間生放送された、鳥の鳴き声を生中継するスロー・ラジオ。昨年に続き2回めの試みだった今年の「Fågelsångsnatten」を放送時間中に聞いた人は4…

デンマークと難民

最近よくデンマークのことばかり書いているような気がするのだけれど、今日もまた別のニュースを。 昨日、デンマーク議会が採決したのは、デンマークへの難民受け入れ申請の場所をどこか別のアフリカの国へ移管するという計画へのGoサイン。デンマークは難民…

妊婦とワクチン

昨日の朝、テレビのニュースにカロリンスカ大学病院のカーリン・ペッテルソン上級医師が出演して、妊婦と新型コロナのワクチン接種に関する様々な質問に答えていた。 ワクチン接種と妊婦に関する一番多い質問は、やはり、妊婦がワクチン接種をした場合、胎児…

深刻なスパイ疑惑はどこまで解明されるだろうか

月曜日の第一報には驚いたが詳細はよくわからず、昨日もドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領の遺憾表明が広く報道はされていたが、今朝に至ってもまだ真相は伝えられていない、今回のスパイ疑惑事件。 デンマークの公共ラジオ局やノルウェーのNR…

2021年6月1日にできること

先週の木曜日にスウェーデン政府が発表した、これから5段階にわけてコロナ関連規制を緩和していく計画。最初のステップは本日、6月1日から適応される。 ステップ1 ・映画館、劇場など屋内のイベントでは50名まで収容可能 ・スポーツ、文化などの屋外イベ…

ニュースをゲームやクイズにするこの傾向は?

コロナが「アルコール消費量」、「離婚件数」、「確認されたインフルエンザ患者数」、「一戸建て住宅価格」と「Eコマースの売上高」をどう変えたかを、自分でインタラクティブに予想して学べる、凝ったインフォグラフィックのページをSVTが公開している。 ww…

weekend nr8. スウェーデンのカルバアドヒュース・ベスト10

今週のニュースレター、配信しました。今週はカルバアドヒュースを紹介しています。レターの無料購読登録がまだの方はこの機会にぜひこちらからどうぞ。 nr8. スウェーデンのカルバアドヒュース・ベスト10 今週はスウェーデンのカルバアドヒュースを紹介しま…

デンマーク人にタブーなし!今回はラジオ記者が取材でセックスに参加

北欧諸国なんて結構みんな似たような感じじゃないだろうか、と20年以上スウェーデンの南の端に住んでいる私でさえそう思っていたのだが、このブログを始めてから時にデンマークからは本当にびっくりするようなニュースがやってくることに驚く。 今回のホンマ…

アルゴリズムで作られたデザインとアートの大成功

消費者がどんなものを求めているかをアルゴリズムで分析し、それに合わせたポスターなどのインテリアやアート作品を販売し、世界中で成功しているスウェーデンの会社がある。 Netflixからインスピレーションを得たと語るのは、このDesenio社のCEOのフレドリ…

国からの過疎地域への住宅解体費用支援

スウェーデンの最北の地では大規模バッテリー工場の新設などによるグリーンエネルギー産業の活況で、新規住宅の建設がすごい勢いで進んでいるが、一方、別の地方では1950年代以降に移民局によって建てられて、今は使われていない亡命希望者収容用のアパート…

© Hiromi Blomberg 2023