swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

北欧発! サステナブル・クリスマスのススメ | スウェーデン発! みんなと地球の“ラーゴム”なくらしvol.3

スウェーデン人にとっていちばんのビッグイベントであるクリスマスは、環境意識の高い現地でどのように楽しまれているのだろう。サステナブル先進国である北欧から、SDGs達成へのヒントを考える連載の3回目です♪ スウェーデン人にとっていちばんのビッグイベ…

有機栽培認証クリスマスツリー詐欺

先日公開されたエル・アクティブでの連載の「サステイナブル・クリスマス」でも書いた「オーガニック認証のクリスマスツリー」。大手クリスマスツリー供給会社でこの有機栽培されたはずのトウヒ(Gran)の有機栽培認証詐欺が疑われている。 事件をスクープし…

サーミに謝罪したスウェーデン教会の大司教が伝える「集団を代表して謝罪する」ことの意味

「謝罪とは加害者としての道徳的責任を認めることであり、相手からの許しを求めるものではない」と語っていたのは、スウェーデン教会のアンティエ・ヤッケレーン大司教。 スウェーデン教会は先週の水曜日、スウェーデン国教会時代に行使できた権力で、サーミ…

スウェーデンのワクチンパスポートはこう使われる

昨日の12月1日からスウェーデンではワクチン接種証明を使った感染症対策が始まって、今週頭には在スウェーデン日本国大使館から、以下の内容を含んだメールも送られてきた。 スウェーデンで12月1日から適用される新型コロナウイルス感染症対策スウェーデ…

政治家の4人に1人は脅迫されている

選挙により選ばれた政治家の4人に1人は、嫌がらせや誹謗中傷、脅迫を受けていることをスウェーデン国家犯罪防止委員会(Brå)が調査でまとめた。 特にひどい被害を受けているのはストックホルムの市会議員たちで、主にSNS上またメールなどで連日憎悪のこも…

若者で増える軍人志望

今か今かと待ち構えるのではなく、一日忙しく過ごしていたらいつの間にかマグダレーナ・アンデションが無事(?)スウェーデン首相に選出されていた。よかったのだが、盛大に喜ぶ機会を逸したよね、やはり。 彼女がこれから取り組まないといけないことは多々…

円熟インフルエンサー

スウェーデンのかっこいい高齢のインフルエンサー「オジフルエンサー」をこのブログで取り上げてからはや2年半。 swelog.miraioffice.com 元々使われていた言葉は「Oldfluencer」でジェンダーニュートラルだったのに、紹介されていたのが男性だったので、私…

助産師の給与を上げろ! swelog weekend 34

swelog weekend nr 34 〈今週のトピック〉 助産師の給与を上げろ!〈今週のブログ記事〉 国民が素直に喜ぶ機会を逸した首相選出のドタバタ〈今週のスウェ推し〉 グリーンフライデー swelog.theletter.jp 今週のswelog weekendは助産師の労働条件について。 …

首相選出騒ぎで考える、女性の権力とお金

昨日の夜は、悪いのはやれ国会議長だ、いや環境党だ、いやいやみんな同罪だ、などなど、今回の「初の女性首相は7時間の短命だった」件についての責任が誰にあるかの不毛な議論があちらこちらのニュース番組で行われていたが、私の気分としては、もうそんなこ…

ブラックフライデーでは買い物しない傾向強まる

ブラックフライデーでの買い物に否定的な人が増えている。決済会社のNetsが毎年行っているブラックフライデーでの消費意向調査によると、ブラックフライデーで買い物することに否定的な人は33%、去年の28%から増えた。 ブラックフライデー中、オンラインで…

初の女性首相に選出されたアンデションが7時間で辞意を表明した背景

ものごとはそう簡単にはすすまない。スウェーデン初の女性の首相に議会で選出されたマグダレーナ・アンデションは、その7時間後に自ら辞意を伝えることになった。 来年の総選挙まで1年近くを残し、次の選挙は新しい党首で戦うべきと、これまで社会民主党党…

今年の冬は、ずっと寒いしコロナも深刻(らしい)

SVTの気象予報士の解説によると、今年の冬の寒さは例年通りへ厳しさへと戻り、また寒さが長く続くと予想されるそうだ。スウェーデン南部でも近年の驚くほどマイルドな冬ではなくて、平年通りの寒さへと戻る。北部では広範囲で寒波が襲来し、平年よりも気温が…

サフランとアフガニスタン

久しぶりにアフガニスタンの話題をニュースで見かけたら、それはサフランの話だった。クロッカスの花から採れるサフランの世界の供給量の約90%はイランで栽培されたものだが、アフガニスタンでもここ20年ほどでサフランの収穫量は60キロから20トンに増えた…

パンデミックと依存症

9月の末にコロナ対策としてのリモートワークの要請がなくなってから2ヶ月近く。長く続いた在宅勤務中に、従業員がお酒や薬物さらにはギャンブル依存症になったことに気づき、支援を求める企業が増えている。 SVTのインタビューに答えていたのは、民間の依存…

© Hiromi Blomberg 2023