先日、ノルウェーの公衆衛生に関する行政機関、公衆衛生研究所が発表したのは、2歳までの子どもはスマホやタブレット端末などスクリーンの使用をすべて避けるべきだという推奨。これは2019年WHO(世界保健機関)が発表したスクリーンタイムに関する新たなガ…
9月の国選選挙を前に、さまざまな特集が組まれるようになってきたが、SVTが各政党により異なる文化政策で、各地方自治体にどのような変化が出てきているかを取材している。 取り上げる地方自治体は、中道右派の穏健党が最大政党で裕福な家庭の多いストックホ…
私も4月12日以降、ウクライナの戦争に関連した記事を書いていないことに気がついたが、スウェーデン防衛研究所のアナリストが、なぜこの戦争について見聞きすることが減ってきたかを解説してた。 理由は3つほどあって、1つ目はロシアの攻め方が変わったこ…
ストックホルムのアーランダ空港の長蛇の列のことばかり書くのに疲れたのか、スウェーデンのメディアが北欧隣国の空港の状況を詳しく取り上げている。昨日はノルウェーのオスロ空港について書いている記事を紹介したが、今日はフィンランドのヘルシンキの空…
本格的な夏休みシーズンが始まり、これまでもニュースになっていたストックホルムのアーランダ空港でのチェックインやセキュリティチェックの待ち時間が、さらに大変状況になっているようだ。 待ち時間の長さは主にセキュリティチェックの職員不足によるもの…
学校も終わり、気温も上がり、夏休みシーズン感の盛り上がるスウェーデン。 夏には酒量が増す人が増えるが、スヴェンスカダーグブラーデット(SvD)がスウェーデンで一番売れているお酒のリストを掲載していた。この国ではお酒は国営の種類販売店のシステムボ…
今週はミュージアムの展示で知った「カメラマン」という職種に関するちょっとした驚きと、スウェーデン人「女性初」のソロコンサートをヨーテボリのアレーナで行ったアーティスト、Laleh(ラレー)に関して書いています! swelog.theletter.jp 先週訪れたミ…
スウェーデンの新聞社の業界団体が公共放送SVTを欧州委員会に訴えると脅している。 私が今まさに、この記事を書くために参照しているSVTニュースのサイトの各記事のテキストが長すぎて、競合する新聞社が打撃を受けており、これが改善されないのなら欧州委員…
スウェーデンではこれまでに確認されていなかった2300種以上の新種の昆虫が見つかった。これらの中にはまだ名前もなく、説明もされていないものもある。 2003年から大規模な昆虫採集の研究を行っていたのはエーランド島にあるステーション・リンネ(Station …
スウェーデン政府が火曜日にSASにもうこれ以上資金を投入しないと発表したことで、SASの未来にはこれまで以上の暗雲が立ち込めている。SVTの経済解説員は「SASは当分は倒産しないが、将来の見通しは不透明である」という。 swelog.miraioffice.com スウェー…
右派ポピュリズム政党のスウェーデン民主党が提出し、最大野党の中道右派穏健党などがその尻馬に乗って支持した法務大臣への不信任案は、昨日の国会で結局過半数を獲得せず決議されなかった。 残ったのは、この決議案投票で鍵を握ったのが「野放し議員」のア…
昨夜ストックホルムのスカンセンで行われたナショナルデーのお祝いで、国王が「夏至祭おめでとう!」とスピーチを締めくくったことが話題だ。 王室の広報担当者によると「国王はその日は皆様にナショナルデーをお祝いしていたが、もう夏至祭も間近なことから…
昨日配信したニュースレターで取り上げた「ストックホルム+50」関連の論評で、50年前の市民的不服従と今日の市民的不服従を比較して取り上げているものがあったので紹介したい。書いているのはダーゲンス・ニュヘテルの文化編集局長ビョーン・ヴィーマンだ。…
今週は6月2-3日に開催された国際環境会議「ストックホルム+50」に関して書いてます。 swelog.theletter.jp 「あまりにも準備不足で、明確な目標もない」。開催前から批判的な声ばかりが聞こえてきた国際環境会議「ストックホルム+50」。各国の首脳級閣僚も集…