swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

バルト海のアオコ、シアノバクテリア

こちらは去年行ったブレーキンゲの島 ルンドは連日26度の暑さです、とか言って騒いでいたら、昨日のスウェーデンの最高気温は北極圏近くの街、シェレフテオの34度だった。 目下スウェーデン全体を覆っているこの暑さは、この先まだ2,3日は続きそうだが、…

コロナ監査は選挙の前に

スウェーデン政府は、既に実施が決定されている「コロナ監査委員会」からの報告書の提出を、2022年9月に予定されている次の統一選挙の前に行うことを野党からの要請により約束した。 委員会が監査する範囲など監査の全体方針は、現在政府から野党に通達済み…

熱波とコロナのよくない相性

今日のルンドの予想最高気温は26度。明日も26度。そして明後日も26度。 大規模な山火事があちこちで発生し、また全国的な水不足となりで、誰もが気候の異常さを考えずには過ごせなかった、あの2018年のスウェーデンにしては「よすぎるほどのいい天気」、夏の…

夏の遊園地、仕事のない若者

こちらは去年のスカンセンでのAllsång。これみるとコロナ間隔とか無理ね、やっぱり。 昨日、雇用サービス局( Arbetsförmedlingen)から発表された最新の数字によると、スウェーデンの失業率は8.9%。 先週の1週間だけで求職者として雇用サービス局に登録し…

コロナの中で愛を求める強い気持ち

スウェーデンのオンラインデートサイトMötesplatsenのこの3月〜5月期の新規登録者数は前年同時期比で25%増加した。別のサイトHappy Pancakeではその増加具合は30%。最大手のTinderは登録者数の変化について公表していないが、アプリの使用状況が大幅に増加…

問題はいつも山積み

「医療(68%)」、「移民(51%)」そして「教育(51%)」。 6月11日から17日に実施された最新の世論調査によると今、スウェーデンで有権者がいちばん重要なの政治的課題とみているものは、上記の通りの順番で並ぶ。医療は、難民が押し寄せた2015年〜2016…

グレタが語るヌーディスト・パーティー

「どこの国の政治家であっても、政治家というものは似たようなもの」。グレタ・トゥーンベリは昨年、ニューヨークの国連でのあの怒りのスピーチに始まる世界を駆け巡った長い旅を振り返り、そう切り捨てる。 「みんな一緒に写真を取るために列をなし、インス…

コロナの恩は忘れません(そして仕打ちも☹︎)

スウェーデンがデンマークから冷たい仕打ちを受けていた間にも、この国にも手を差し伸べてくれたいくつかの国がある。それがフィンランドであり、ノルウェーであり、ベトナムであり、台湾だ。 フィンランドは(必要なかったけど)「集中治療室、使ってもいい…

500万リットルのいちご問題

この不揃いさがスウェーデン産の証? ある意味単調で、ある意味規則正しいコロナ生活を繰り返していたら、いつの間にか明日は夏至祭である。例年行われる、花で飾られた美しいメイポールの周りでダンスで夏至を祝う行事も、今年は各地で中止となっている。 …

コロナの中の犯罪

スウェーデンでも3月半ばくらいからコロナ生活(?)が始まって、みんな街ではウロウロしないで家にいることが増えたから空き巣などは減ったのでは? などは単純に予想できるけど、実際のところ、どんな犯罪が減ってどんな犯罪が増えたのか? 警察の犯罪統計…

カール・フォン・リンネの銅像

「歴史」として私が学んできたのは「事実」の話ではなくて「事実をどう評価するか」についての話だったのだな、とつくづく思う。 一連のBlack Lives Matterの流れを受けて、世界のあちこちで銅像の撤去が続いているが、スウェーデンで今、大きな運動にこそな…

コロナワクチン、アストラゼネカ、スウェーデン

土曜日に製薬大手のアストラゼネカが、開発中の新型コロナウイルス向けワクチンの供給契約をドイツ、フランス、イタリアやオランダと結んだというニュースが報道された。 あれ、アストラゼネカってまだ少しはスウェーデンの会社だと思ってたけど、はしご外さ…

息の弾む、急ぐゴルファー

私がジョギングする緑地にはディスクゴルフのコースがあって、これは大きな試合も行うことのできる本格的なものだ。平日の朝、6時半ごろに走りにいくと、時々仕事前にちょっと1コース(?)周りにきている人たちに会う。 早朝の爽やかな空気の中、運動で一…

銃撃や爆破は「霜」だけでは抑えられない

ニュースに慣れてしまうとは恐ろしいもので、今日もどこかで発砲事件があったと聞いたり、どこかのアパートが爆破されたと聞いても、ああ、またかという感じで、そんなニュースをしっかり受け止めることのできる心臓も持ち合わせていない私は、あまり詳しく…

© Hiromi Blomberg 2023