今週は、今一番の社会問題ではないかと思う、犯罪組織間で頻発する銃撃、銃殺事件と、その背後にある、ごく普通の人の間にも浸透しているスウェーデンでの麻薬の蔓延問題をとりあげています。 swelog.theletter.jp ***** 「北欧通信」はスウェーデンの気にな…
スウェーデン最大のスーパーマーケットチェーンICAのレシピサイトで、6年も前から掲載されていたレシピのコメント欄が、今、突然炎上してる。背景には先日開催されたダボス会議に参加するレベルの世界のエリートたちが、一般消費者にわからないように食品に…
インフレや全般的な経済状況の悪化により、ギャンブル依存症になる人が増えるかもしれないということで、アフトンブラデーットがギャンブル依存症の人たちの全国互助組織を訪問して取材をしていた。お金が無い時にギャンブルは「一発あてて、なんとかなるか…
人材派遣のRandstad社が、18歳から67歳の1000人を対象に行なった調査によると、10人に1人は電気代を節約するためにリモートワークを避け会社で働くようにしていると回答した。同じ調査は、また、17%の人が通勤費用を節約するためにリモートワークを選んでい…
スウェーデン北部のシェレフテオにある「サラ文化センター/ウッドホテル」 Visit Skellefteå こんにちは! 2021年10月から、Elle Activeで「スウェーデン発 みんなと地球の“ラーゴム”なくらし」の連載が始まってから、早くも1年半程経ちました。今回17回目…
その年の新生児の名前統計の話題といえば、覚えているのが10年ちょっと前だろうか? 移民の多い都市マルメで、その年に生まれた男の子の名前で一番多かったのが、モハメッドだったというニュース。 この統計はスウェーデン統計局から発表されると毎年話題に…
『逆転のトライアングル』で米アカデミー賞の主要3賞(作品賞、監督賞、脚本賞)にノミネートされているルーベン・オストルンド監督は、映画館で映画を見ることの重要性を強調する。 開催中のヨーテボリ映画祭で「映画を見る観客に映画の見方を指導する」と…
スウェーデン南部に危機装備ミュージアムというのがあって、そこでは世界大戦時に使われていた防空壕や、装備されていた戦車や武器などの展示をみることができる。このミュージアムの主催者が「非常時の食事を体験する」とイベントを年に1回、フェイスグル…
ヨーテボリにきています。でも今朝配信したレターで取り上げたのはスコーネにある高齢者施設での性生活に関する取り組み。 ほほー、いかにもスウェーデンらしい話題だなーと思ったら、高齢者向け施設でのセックスやマスターベーションの話は実はスウェーデン…
このキャンペーンで車通勤者の習慣を変え、一人でも多く公共交通機関の利用者を増やそうとしているのは、スウェーデン中西部地域の公共交通の運行を担うヴェストトラフィック社(Västtrafik)。同社はヨーテボリを中心としたこの地方に住む人のサステナブル…
との発言の主は、気候変動問題に関して私たちが大きな信頼をよせる、ポツダム気候研究所所長でストックホルム大学教授のヨハン・ロックストローム。ロックストロームは、今のスウェーデン政府は気候政策をすべてエネルギー政策で解決しようとしており、世界…
クリスマスのプレゼントや休暇の後で、毎年1月はスウェーデン人の懐が一番さみしい時期。特に今年は電気代が高騰しているため、家計のやりくりが大変な人は多い。 そんな中、ホームヘルパーや保育などの提供しているサービスに関して、簡単な手続きでその支…
これまで冬の寒さが厳しいときには、スウェーデンからヨーロッパ大陸に移動し越冬していた鳥たちが、冬の間もスウェーデン南部に留まるという現象が目立っている。スウェーデン南部では平均的な冬が短く、暖かくなっている。 比較的短距離を移動する種類の渡…
遠い沖縄とラップランドをつなぐのは、その土地を権力に蹂躙されてきた歴史だろう。昨日発表されたスウェーデンのアカデミー賞であるグルドバッゲで、ラップランドのサーミの戦いの歴史を刺繍作家の目から捉えた映画が最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。…