swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

もっとやるやる今年の抱負

「やる」のは簡単 新年のこのタイミングで人は様々なことを誓いたくなる。でも誓うときには「やらない」ことよりも「やる」こと誓おう。「お菓子を食べ過ぎない」ことを誓うのではなく「毎日ブロッコリーとアボカドを食べる」ことを決めるといった具体だ。 …

年明けの新しい祝い方

冬の花火の大音響 大晦日の厳かな除夜の鐘からは大きく異なり、スウェーデンの新年はカウントダウンと共に派手に花火を上げて祝う。このピンとこなかった冬の花火も賑やかな新年の祝い方も、20年近くこちらにいるとなんとなく楽しみにしてたりするので、おか…

流行らない新語大賞

飛び恥といわれても? 日本の「今年の漢字」や「流行語大賞」と同様、スウェーデンでも毎年この時期、言語委員会と雑誌『Språk (ことば、言語)』が時代の気分を表す新語を30ほど選んで発表する。 今年選ばれたのは「飛び恥( (Flygskam・気候温暖化が問題に…

デンマークの昆虫食事情

北極昆虫経済圏? 今年も北欧のいろんなニュースに触れたが、私が一番衝撃を受けたのはなんといってもフィンランドの昆虫エネルギーバーの話。 私がつい先日までまったく知らなかっただけだが、映画『ブレードランナー2046』で見たあんまり楽しそうにみえな…

Aviciiが死んだ年

山火事、総選挙、Avicii 今日は今年最後の金曜日。スウェーデンでも締めモード。今年のニュース、話題になった人、今年この世を去った人のなどのまとめ番組や記事が目立つようになってきた。 今年こちらのグーグルで一番検索されたのはわずか28才でこの4月自…

虫歯格差

増える虫歯の内訳 子供の虫歯が増えている。虫歯のない8歳児は2013年には70%だったが、5年たった今その率は65%まで減っている。 また3本以上の虫歯がある子どもの数も増えており、虫歯のない子と、一度に麻酔をうってまで4本の治療をする必要がある子…

家事代行サービスの政治的問題

2007年に始まった家事代行サービスの税額控除 2007年の右派連合政権時に導入された、家事代行サービスへの支払い代金をその年の納税額から控除する、いわゆるRUT(ルート)控除申請の伸びが止まらない。 スウェーデン税務庁によると、2018年もこれまでの最高…

子供がつらいクリスマス

一年で一番辛い日がクリスマス クリスマス・イブはみんなでごちそうを食べ、サンタがプレゼントを届けてくれる多くの子供にとっては待ちきれない日。だが、この日が一年で一番辛い日となっている子どもたちも多い。 スウェーデンでは、アルコールや薬物など…

電車の復活・待ってました!

インターレールパス販売の急増 ヨーロッパを自由に列車で旅行できるインターレール・チケットの販売が去年から50%増の勢いで伸びている。 今日、スウェーデンで国際列車のチケットの販売を手がける旅行代理店は少ないが、そのうちの一つ、カルマーにある代…

大豆にまつわる誤解と理解

大豆が環境を破壊する? ブラジル、中国、アメリカやインドなどの国で大規模な大豆栽培のために森林が広範囲でが破壊され、温室効果ガス輩出などの新しい問題を引き起こしている。 これでは肉食をやめ、植物ベースの食べ物に切り替えなくては気候温暖化対策…

明るくて暗くなった街灯

LEDやハロゲンランプが主流に スウェーデンの夜道は暗い。やさしい光の街灯は美しいが、地味な感じであたりを照らす。エネルギー効率を考えLEDやハロゲン光源への変更が進んでいる最新の街頭も、実際は明るくなっているのに、以前より暗くなったと感じる人が…

外見で差別される医者

残念なことだが、差別はどこにでもあるし決してなくならない。そうであればこの社会では差別は容認されないということをはっきりさせ、差別が起こった時にどう対応するのかを決めていくことの大切さは、強調してもしすぎることはない。

なくなり続けるおもちゃ屋さん

28店舗を閉鎖 アメリカでは今年の春に倒産してしまったトイザらスは、北欧市場においてはデンマークのおもちゃチェーンBRも傘下に置くTop-Toy社がビジネス展開を続けていたが、オンラインショピングの隆盛とおもちゃのデジタル化により、大きなビジネス転換…

禁断のうなぎ

クリスマスのごちそう スウェーデンではうなぎはクリスマスに食べる。特にこのあたり、スウェーデン南部のスコーネ地方では毎年楽しみにしている人も多い。ここではうなぎは開いて蒲焼になどせず、丸のまま調理するので油っぽすぎておそらくほとんどの日本人…

© Hiromi Blomberg 2023