swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

ドリー・スタイル・フランチャイズ

日本から影響を受けたコンセプト・グループ ドリー・スタイルは小学生の女の子の間で人気の、日本のポップミージックカルチャーからインスパイヤされたコンセプト・グループ。 SVTで放映が始まったドキュメンタリーシリーズでは、ドリー・スタイルのコンセプ…

新聞、デジタル課金の次の難局は読み放題 swelog weekend

2018年3月にニューヨーク・タイムズとの提携を発表したスウェーデン最大の読者数を誇る日刊紙ダーゲンス・ニュヘテルも、痛みを伴いながら確実にデジタル化への移行を進めている。 2018年の決算では前年比で4200万クローナ (約5 億円) の利益が減ったが、そ…

デジタル出版と新聞の税率

スウェーデンの消費税はざっくりいうと通常25%、食料品は12%、本や新聞は6%である。 普段の生活では常に内税の価格表示なので、特に税率を意識することはない。だが、本や新聞などのデジタル版の税率は6%ではなく、長い間25%といういびつな形だった。 …

デンマークの工業リサイクル

カロンボー工業団地 デンマーク東部、スウェーデンに一番近いシェラン地区。その最北西部にあるカロンボー工業団地の取り組みが注目を集めており、世界中から見学者が後を絶たないそうだ。 カロンボーまではコペンハーゲンから電車で2時間くらいの距離。私…

警察が優先しない当たり前

警察にそんな時間はない 「廃棄された食品をゴミ箱の中から拾うという行為は違法だが、警察の優先事項ではないので捕まらない」。どこでもリソースが限られているので、警察がこんなこそ泥(?)に時間を使わないのは当たり前と言えば当たり前だが、この発想…

未来のホワイトカラーの仕事

すぐそこの未来の新しい仕事 ロボットキャラクターデザイナー、企業カルチャーコーディネーター、気候問題会計士、垂直方向農業生産者、クラウド個人情報警備員、DNAコーチ。 スウェーデンのTRRがまとめた、これからの時代に必要とされる新しい仕事。肩書だ…

熊の血から新薬

熊の血が薬に? 世界にはまだまだわかっていないことも多い。1年のうち半年も冬眠する熊。お腹いっぱい食べて冬中眠り続けるが、春には健康体で寝覚める秘密を探るダーラナ地方での共同研究プロジェクトが進行中だ。 熊はなぜ病気にならない? 通常は6ヶ月…

停電時には昔のラジオ

スウェーデンで大規模な停電がまた起こっても不思議ではないそうだ。 日本では非常事態に備えている人は多いと思うが、非常事態を経験していないスウェーデンの特に若い世代には何が起こるかを想像できないことも多い。

オンラインカジノが支えるスウェーデンのメディア swelog weekend

オンラインカジノの広告ばかり TVをみていると、すべてのスウェーデン人がギャンブル中毒ではないかと疑ってしまうほど、大量に流されるオンラインカジノの広告。街中の広告にもギャンブル関係のものは多い。調査会社のカンター・シーフォが取りまとめた数字…

軍事防衛費が5割増しになる時

陸軍を倍増し、兵器を購入 スウェーデンの軍事防衛費は、今後、数年にかけて5割増の勢いで増えるかもしれない。 長らく武装中立国で、かつ近年は軍事防衛費を削減させてきたスウェーデンが、その大幅増を検討している。ダーゲンス・ニュヘテルは防衛委員会…

カンナビスオイル販売論争

よくわからないニュース? 「陶酔をもたらすTHCを含まないCBDオイルは食品ではなく医療用として売るべきなのか?」 スウェーデン今議論されているカンナビス(マリファナ)を巡る問題。 CBDオイルってなに?そもそも大麻とかマリファナじゃなかったの?麻薬…

ヨーロッパの電車旅行を簡単に

スウェーデンでは、この状況に関して首相であるステファン・ルベーンが、ヨーロッパ諸国への電車のチケット手配はもっと簡単になるべきだとコメントしており、EUでもチケット手配が一括で簡単にできるような変更が話し合われている。

新聞を聴く時代

新聞記事のオーディオブック これは新聞社がつくるニュースポッドキャスト番組ではない。例えていうと、新聞記事のオーディオブック。 スウェーデン最大の新聞ダーゲンス・ニュヘテル (DN・Dagens Nyheter) が、デジタル版購読者に追加料金なしで始めたのは…

顔認識で恋愛を

警察が顔認識技術を使い始める時 ここ数年スウェーデンの警察で検証されていた顔認識技術は実用レベルに達しているとの結果がでて、間もなく現場での使用が開始される見込みだ。アメリカやイギリスの警察では既に顔認識技術は実用化されている。 容疑者の情…

© Hiromi Blomberg 2023