swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

家ごと動かす街の引っ越し

スウェーデン最北地方の中心都市であるキルナが、街ごと移動する引っ越しを続けている。 北極圏にあるキルナは良質の鉄鉱石がとれる鉄の街。 鉄鉱石は1000メートル以上深い地下鉱山から掘り出されており、この先ももっと深く掘る予定。現在の街はこの鉱山の…

スウェーデンに来るなら今年の夏!

来週から、あちこち海外に行くので困っている。スウェーデン・クローナが弱すぎる。 長期的な視点でインフラを誘発しようと、スウェーデン中央銀行が実施しているマイナス金利が要因となりスウェーデン・クローナが世界各国のほとんどの通貨に対して、価値を…

女性脚本家の映画はどこに

この火曜日から来週末まで、目下開催中のカンヌ国際映画祭。 スウェーデン・フィルム・インスティチュートが映画祭で、大作映画への女性脚本家を増やすためのプログラムをスタートすると発表した。 去年スウェーデンで製作された大作8本のうち、女性脚本家…

高額年金所得者のポルトガルの夢の終結

年金退職者となったあかつきには、南欧の温かい国で過ごしたい。 スペインやポルトガルにマンションを買ったり、コンドミニアムを契約する人は、今の退職者の世代には多いし、各地にスウェーデン村のようなコミュティもある。 そんな状況のところへ、今回政…

700万人ユーザーの送金システムが止まる時

人口が1000万人のスウェーデンで、700万人近い個人ユーザーをもつ送金アプリSwish。 スマホをもっているほぼすべてのスウェーデン人が使っているレベルで使われているSwishが、昨日の19時26分から21時30分頃までの2時間くらい、使用できなくなっていたそうで…

氷の音楽

今朝はこちらの音楽から。 youtu.be 気候温暖化の問題にもっと注目を集めたいと、環境活動のNGO、グリーンピースが開催したのは北極圏の最北、スヴァールバル諸島で行われた「氷のコンサート」。 演奏に使われた楽器がすべて氷でできている。 楽器は北極海の…

ユーロビジョン・ソング・コンテストとDNAテスト

今週末、テルアビブで決勝が開催される今年のユーロビジョン・ソング・コンテスト。今年、このコンテストの大々的な商業スポンサーとなっているのが、DNA分析提供サービス会社ののMyheritageだ。 有名人がMyheritageのサービスで、自らの民族的オリジンを知…

黒いプラスチックの黒い影響

そういえば黒いプラスチックって日本ではあまりみかけないですね。 スウェーデンで、電子レンジで温めてすぐ食べる調理済み食品などによく使われている黒いプラスティック素材。これはゴミとして集められても分別、再生することができず、結局は燃やすゴミと…

若者が始める年金貯金

「年金のために貯蓄を始める若者が増えている」、って読み間違えた?どこの国の話?そう、スウェーデン。 ニュースの内容は年金貯蓄を始める若者は増えているが、その方法が間違っているので注意しようというもの。 年金庁の調査によると、過去2年間でプラ…

スマート家電と電動キックボードのハッキング

スウェーデン王立工科大学が、電動キックボードや、ロボット掃除機やロボット芝刈り機などの、いわゆるスマート家電がいかに簡単にハッキングできるものなのか、その様子を公開している。 電動キックボードは他の人が使用中であっても、速度を変えるなど車体…

リネア・クラーソン スウェーデンで一番恐れられてる女 swelog weekend

レインボーヘアーのアクティビスト スウェーデンで一番恐れられている女 男女平等の国、スウェーデン? みんなが少しづつ勇気をだして。「気まずい雰囲気を恐れない」 スマートなユーモアは最強の武器 レインボーヘアーのアクティビスト 『私はリネア・クラ…

ラマダンと給食と学力テスト

月曜日から始まった今年のラマダン。日中の断食は6月4日まで1ヶ月に渡って続く。 断食は大人がするもので成長期の子供はするべきではないとの見解が基本でも、自ら断食をしてみたい、もしくは友達グループの圧力で10歳くらいから断食をする子供もいる。中学…

未来の国境

スウェーデンンの南部とデンマークが、人気のドラマシリーズ『ブリッジ』でも有名なエーレスンド大橋で結ばれ、両国間の行き来に国境をまったく感じなくなったのは2000年。 その後、2015年に主にシリアからなどの多くの難民がやってきた時に、スウェーデンの…

子どもたちの心拍と成績

心拍数を上げる心拍トレーニングをとりいれる学校が増えている。 学校庁は、今年の秋の新学期から年に100時間を体育につかう課程要項を提案している。これは、今、男子の半数、女子に至っては5人に4人が1日に1時間体を動かす、という目標を達成できてい…

© Hiromi Blomberg 2023