swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

ブルーベリージュースの絞りカスをどう使う?

以前りんごジュースの絞りかすから作った、使った後は食べることもできるマグカップの話を書きましたが、今日はブルーベリージュースの絞りカスの話です。 swelog.miraioffice.com マリー・アルミンガーさん始めとするヨーテボリのチャルマース工科大学の研…

スウェーデンの森の広告

昔、広告業界で働いていた私ももう長らく忘れていた「意見広告」という言葉を思い出しました。今朝、いつものようにニュースをチェックしようと朝刊紙ダーゲンス・ニュヘテルのサイトにいったところ、出会ったのは増殖してどんどんページを埋めつくす森。 あ…

森できのこを採る豊かなシーズンの始まり!

スウェーデンの誰でも自由にはいっていい森で、キノコをとったりベリーを摘んだりするときほど自然の豊かさを感じる時はありません。日本でいい感じのスーパーに行って、おいしそうな野菜や食材がずらりと並んでいる前で感じる豊かさとはまったく違う喜び。 …

安心して。「お前はもう死んでいる」から

スウェーデンでは臓器移植登録をする人が今年に入って急増しています。スコーネ地方では、2019年に新たに1万人以上の人が自分の死後の臓器に関して意思の表明登録を行いました。 これには下記のブログ記事で紹介したTVの風刺番組内でのキャンペーンもかなり…

もう一歩近くなった「その肉どこから?」

去年の9月に書いたこのブログ記事。レストランで提供される肉の産地表記明示を義務付ける動きに関してでした。 swelog.miraioffice.com 長らく行っていたスウェーデン政府の準備も一歩先に進んだようで、昨日、食品庁が今回の変更に関してEU委員会に提出す…

サマー・ミュージック・フェスティバルの男女平等

夏の野外ミュージック・フェスティバルのシーズンに合わせて、出演者の男女比を調査した面白い統計がでていました。 スウェーデン南部、スコーネの地方紙Sydsvenskanが、近隣で開催される20の夏のミュージックフェステバルを調査したところ、そのうち18フェ…

テイクアウト用使い捨てプラ容器のデポジットシステム

スウェーデン政府は、EU全体で採択した2021年のプラスティックのストローやお皿、ナイフやフォークの禁止をもっと厳格にした、使い捨てプラスティックの使用制限を検討しています。これは、月曜日にイザベラ・ローヴィン環境大臣がラジオのインタビューで語…

スウェーデン最大級の「動物の橋」

ヨーロッパの高速道路を走っていると、時々遭遇する動物のための橋「アニマル・ブリッジ」。スウェーデン語ではエコデュクト(Ekodukt)と呼ばれています。スウェーデン語の辞書によるとエコデュクトは1995年頃から使われはじめた言葉で、Ekoと管を表すラテ…

民主筋肉体操!

デンマーク発祥の民主筋肉体操で建設的な議論のできる力を鍛えよう! 紹介するのは、ジムで体の筋肉を鍛えるのと同様、体を動かしながら民主主義に必要な能力を鍛えることを狙った「デモクラシー・フィットネス」。 意見が異なる人が話しているときにアクテ…

今年のスウェーデンは蚊の当たり年

ハランズ・ヴェーデロー(Hallands Väderö ハランド地方のお天気島)という素朴な島に遊びに来ています。 ここはスウェーデンに引っ越してきた私が始めて大量の蚊と出会ったところ。今年も、気温が低く風も強いのに、少し森や茂みの方に入るとお腹をすかせた…

医者にならない医学部卒業生とその教育費の関係

画像ヴィスビーの城壁・Emelie Asplund/imagebank.sweden.se 日本でも医療の現場は本当に大変だと思いますが、転職を考えるお医者さんはまだ少ないのでは?スウェーデンではせっかく医学部を卒業したのに、他の職業へと転職を考える若いお医者さんが激増して…

抗生物質だけじゃない、ハロウミチーズを巡るちょっとした知識

昨日、オーガニック食品だからベストなチョイスであるというではない、という話を書きましたが、つい最近スウェーデンのWWF(世界自然保護基金)がハロウミチーズに注意するように訴えていましたのも同様の問題かと思います。 環境のために肉食をやめる人が…

オーガニック食品が伸びないトレンドの裏側

消費者のオーガニック食品への関心と購買がどんどん増え続けていたスウェーデンの、エコ食品トレンドに変化が起きています。 例えば、スウェーデンのスーパーマーケット市場で50%のシェアを持つICAでは、今年の第1四半期、オーガニック食品の売上が前年同時…

親に時間があると読み聞かせが減る不思議

子供が適切な読む習慣をつけることを目的に活動している非営利団体LegiLexiの最新の調査によると、毎日子供に読み聞かせを行っている0才から4才児の子供の親は57%に及ぶそうです。子供の年齢を9才までにあげても、約半数の親が毎日寝る前の読み聞かせをし…

© Hiromi Blomberg 2023