swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

増える人口、減る人口。2020年、あなたはどこに住む?

私は毎回新しいエピソードを楽しみに聞いているポッドキャストがあって、それは「こんにちは未来」という名前だ。 こんにちは未来 〜テックはいいから 佐久間 裕美子 + 若林 恵 個人ジャーナル ¥0 podcasts.apple.com ”NY在住のジャーナリスト 佐久間裕美子…

変わる法律・2020年版

ちょうど一年前にも2019年から変更される法規制のことを取り上げた。 swelog.miraioffice.com この時取り上げたのは、1,受信料から放送税へ、2.歯科費用無料制度の23歳までの延長、3.ギャンブルのオープン化と関連法規性などだったが、1年を通じてそ…

図書館新築・改築ブーム

基礎教育や高齢者介護などを運営し、どこも厳しい財政事情で人員削減や事業縮小などが伝えられるスウェーデンのコミューン運営(市町村)。 しかし、そんな中でもこれからの5年間で図書館の新築や増築のブームがやってきそうだ。全国に290あるコミューンに…

スウェーデンの誰も知らない新語大賞

ちょうど去年の今頃、スウェーデンの新語大賞をこのブログで扱った時は「流行らない新語大賞」とタイトルをつけた。その後、新語リストの中から「Flygskam(飛び恥)」は日本のニュースでも紹介される単語に育った。 swelog.miraioffice.com 今年も発表され…

2019年・マルメのエンタメ10大ニュース

地元の新聞Sydsvenskanに、今年のマルメのエンタメ・トレンド10大ニュースがまとめられていた。これに興味のある人が私以外にもいるのかわからないけど、ちょっと紹介します。 1.イケてるレストランがモッラン(Möllan=Möllevångtorget界隈)から逃げ出す…

「燃えるゴミ」をやめて再利用40%アップ

スウェーデン中部の街、エスキルストゥーナとストレングネースのゴミ回収センターでは、この10月から「その他の燃えるゴミ」という分類をなくした。 そしてこのカテゴリーを新しく「再利用できないもの」と名付け、同時にここには大きなゴミ袋になんでも詰め…

危機に備えるクリスマス

日本のお正月と同様、スウェーデンのクリスマスは普段は離れて暮らしている家族とも一緒に集まってゆっくりと食事をしたり、帰省した故郷で昔の友人とあったりそんないつもとは違った時間を楽しめる時。 スウェーデンでお祝いのメインの日であるクリスマス・…

スウェーデンで増える安物ショップ

街中のお店が次々と倒産して行く中、日本の100円ショップのように安物を売るチェーン店がスウェーデンでも好調だ。背景にはスウェーデンで広がり続ける所得格差があると小売業のアナリストたちは分析している。 従来の小売業がEコマースなどとの競争激化の中…

友達のできない国の100万人の孤独

こちらのクリスマスや日本のお正月のような時期には、好むと好まずに関わらず一人で過ごすことになった人は「孤独」という言葉を頭に思い浮かべずにはいられないだろう。 特に自ら望まない「孤独」の心身への悪影響は、様々な研究結果から明らかだそうで孤独…

こんまり、デジミニ、寒中苦行。気候危機とストイシズム

スウェーデンで2018年末に出版された『Kalla Bad(冷浴)』 今日は第四アドベントで冬至。 クリスマスを目前にしてダーゲンス・ニュヘテルが掲載した長い読み物記事は「ストイズムと、その気候危機に対する淡い期待」だ。 記事はオランダ人の「現代のアイス…

トップアスリートの「不健康」を防げ

トップレベルのアスリートに多い摂食障害の話は去年も一度取り上げた。その後もこの傾向は強まるばかりなのか、スウェーデン・オリンピック委員会専属の医師が警鐘を鳴らしている。 オリンピック委員会では、選手の「健康管理」に力を注ぎ、摂食障害に陥りそ…

オーロラなんてみたことがない

「水曜日から木曜日にかけての夜、フィンランドのスキーリゾート、Ylläsではとても活発なオーロラの動きがあった」ことがニュースになっていた。 スウェーデンに住んでいるというと、オーロラとかきれいんですよねー、と言われることもあるけれど、こちらは…

子どもたちの「月曜空腹症候群」

学校給食の関係者たちの実感レベルの話だけれど、スウェーデンの子どもたちは学校給食を月曜日にとてもよく食べるそうだ。 今年の1月にこの「月曜空腹症候群」がニュースになっていた時には「ではなぜ月曜日にはよく食べるのか?」が今後解明されるとなって…

クリスマスにまつわる健康迷信クイズ

12月も今日はもう18日。来週はクリスマス休暇をゆっくり過ごしたいだろうから、今日あたりから週末まではてんてこまいの忙しさの人も多いはず。 そこでそんな忙しさとは全く無縁の、クリスマスののんびりした「迷信クイズ」をお送りします。 1.サフランの…

© Hiromi Blomberg 2023