swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などの面での日本とは異なるアプローチがヒントになればと、 スウェーデンのテレビや新聞のニュースの中から、ささったトピックを毎日ひとつ選んで紹介しています。 週末は長めの読み物 swelog weekend ニュースメディアが、スウェーデンでは何をどのように伝えているのかという点にも注目しています。

誇大食品パッケージ

あと1時間もすれば国会での首相信任投票がはじまり、4ヶ月以上の空白の時間を経てようやく社会民主党のステファン・ロベーンがスウェーデンの今期首相として選出される見込みだ。 こうなってみると、今回の選挙で17%も得票したにも関わらず、組閣の議論に…

赤肉は一日14グラムで

研究者の警告は一貫している このブログを始めてまだ半年。 その短い期間でもニュースをウォッチしていると、肉食を減らそうという話が環境の面からも健康の面からも繰り返し報道されていることに気づく。 昨日、世界で最も評価されている医学誌の一つ、ラン…

運動格差と学校の役割

昨日はスウェーデンでもイギリスでも政治的に大きな動きがあったが、このブログでは今日も私達の身近な生活のことを書こう。この金曜日にはスウェーデンの政局に関して、ここでも扱えるといいのだが。 一日に1時間以上運動する子供は7人に一人 さて、国民健…

高校生の出欠は顔認識で

未来的なスウェーデンの今 プリペイドカードやアプリではなく、体に埋め込んだマイクロチップでの電車乗車がスウェーデンでは2017年から始まっている。よくメディアにも取り上げられているので聞いたことがある人も多いかも。 www.newsweekjapan.jp 顔認証で…

106歳ブロガー・ダグニーの今

日本でも好評の『100歳から始まる人生』 NHK BSの世界のドキュメンタリーでも2015年スウェーデンSVT局制作の『100歳から始まる人生』が何度も放映されている世界最高齢のブロガー、現在106歳のダグニー・カールソン。 www6.nhk.or.jp 前回のドキュメンタリー…

スマート家電とDDOS

スウェーデンへのサイバーアタックの増加 少し前に、Youtubeフォロワー数でインドからの強力なライバルに負けそうになっているピューディパイを応援するために、彼のファンたちが世界に散らばるセキュリティの甘いプリンター5万台をハッキングして「ピュー…

公共放送が伝える当たり前のこと

Netflixのドラマを推奨する公共放送 スウェーデンの公共テレビ放送のSVTが「新年の注目エンターテイメント!」として映画やTV番組を紹介する時には、普通にNetflixや民放TV4のおもしろそうなドラマも取り上げる。 公平な立場で国民に有益な情報を伝えるとい…

再選挙の43億円の価値

昨年9月の選挙の後、政権をめぐる状況は未だ膠着しており、再選挙が実施可能であるかの調査が行われた。 現在も続いているノーレン国会議長がすすめる各党党首との話し合いが収束せず、4回目の国会の首相選出投票でも結果が出なかった場合、4月7日に約43…

H&Mの使い捨てない服と修繕

使い続けるジーンズNudie スウェーデンのオーガニックジーンスブランドのNudieでは、購入したジーンズを「永久的に無料でリペア」してくれる。決して安くはないジーンズだが、デニムの風合いも素晴らしいし、本当に何度でも修理してくれるのでNudieでジーン…

放送事故の普通と危機

放送事故は普通に起こる 電車は遅れ、テレビでは放送事故があり、銀行ATMは使えない。 日本では止まることなどを想定していないで使っていた生活に身近なサービスは、スウェーデンに来てみると、結構普通に障害が起こることがわかった。 不慮の事態はもちろ…

タトゥー大国・スウェーデン

世界一のタトゥー先進国 スウェーデンでちょっとした街を歩くと、結構ここかしこにタトゥーのスタジオがあるのに気がつくだろうし、夏であれば一文字(漢字だったりする)の小さなものから遠山の金さんタイプまで、タトゥーをいれた人が本当に多いのに気づく…

この先が長い人の将来の不安

若い層が一番大変 ストレス研究者のトーレス・テオレルによると、スウェーデンでその変化が目立ってきたのは90年代。その頃から不安や不眠症を訴え、ストレスに悩む若者が増えてきた。 気候温暖化やエネルギー枯渇問題や、大量に行き場を失った難民がやって…

服は買わない、という当たり前

年間一人あたり8キロの衣類が捨てられる ペットボトルやアルミ缶等の回収時の代金払いシステムもあいまってか、プラスティックや金属の資源ごみの再生利用率はかなり高いスウェーデンでも、衣類やテキスタイルの再利用や再生利用は思ったほど進んでいない。…

社会的意義のある仕事を求めて

驚くほど多くの人が仕事に意義を見出しているスウェーデン ダーゲンス・ニュヘテルが最近実施した調査によると、スウェーデン人の3分の2が自分の仕事は社会的意義があり、世界をよくすることに貢献していると思うと答えている。この数字、すごく高くないで…

エリート卓球界の闇とメディア

性的嫌がらせで選手生活を終えることを決意 オリンピックレベルでの活躍が期待されていた、スウェーデン女子卓球界の若いエース、エレン・ホルムステンがナショナル・チームの指導者から度重なる性的嫌がらせや性差別を受けていたことを理由として選手活動を…

お正月中のニュース

ニュースメディアもお休み中 スウェーデンでは年明け、祝日なのは基本的に1日のみだが今年は明日の4日の金曜日まで3日間休みをとって7日の月曜日から仕事始めとする人も比較的多いようだ。 テレビや新聞のニュースも、災害や事故などの緊急性の高いもの以…

変わる法律

70の重要な法的変更 2019年の年明けとともに、私達の暮らしに直接の影響を与える多くの法規制が変更される。政府がそのうちの70程を重要な変更としてまとめているが、ここではその中でも特に身近でインパクトのあるものを取り上げよう。 1.受信料から放送…

もっとやるやる今年の抱負

「やる」のは簡単 新年のこのタイミングで人は様々なことを誓いたくなる。でも誓うときには「やらない」ことよりも「やる」こと誓おう。「お菓子を食べ過ぎない」ことを誓うのではなく「毎日ブロッコリーとアボカドを食べる」ことを決めるといった具体だ。 …

年明けの新しい祝い方

冬の花火の大音響 大晦日の厳かな除夜の鐘からは大きく異なり、スウェーデンの新年はカウントダウンと共に派手に花火を上げて祝う。このピンとこなかった冬の花火も賑やかな新年の祝い方も、20年近くこちらにいるとなんとなく楽しみにしてたりするので、おか…

流行らない新語大賞

飛行恥といわれても? 日本の「今年の漢字」や「流行語大賞」のように、スウェーデンでも毎年この時期、言語委員会と雑誌『Språk (ことば、言語)』が今年の時代の気分を表す新語を30ほど選んで発表する。 今年選ばれたのは「飛行恥( (Flygskam・気候温暖化…

デンマークの昆虫食事情

北極昆虫経済圏? 今年も北欧のいろんなニュースに触れたが、一番強い衝撃を受けたのはなんといってもフィンランドの昆虫エネルギーバーの話。 私がつい先日までまったく知らなかっただけだが、映画『ブレードランナー2046』で見たあんまり楽しそうにみえな…

Aviciiが死んだ年

山火事、総選挙、Avicii 今日は今年最後の金曜日。スウェーデンでも締めモード。今年のニュース、話題になった人、今年この世を去った人のなどのまとめ番組や記事が目立つようになってきた。 今年こちらのグーグルで一番検索されたのはわずか28才でこの4月自…

虫歯格差

増える虫歯の内訳 子供の虫歯が増えている。虫歯のない8歳児は2013年には70%だったが、5年たった今その率は65%まで減っている。 また3本以上の虫歯がある子どもの数も増えており、虫歯のない子と、一度に麻酔をうってまで4本の治療をする必要がある子…

家事代行サービスの政治的問題

2007年に始まった家事代行サービスの税額控除 2007年の右派連合政権時に導入された、家事代行サービスへの支払い代金をその年の納税額から控除する、いわゆるRUT(ルート)控除申請の伸びが止まらない。 スウェーデン税務庁によると、2018年もこれまでの最高…

子供がつらいクリスマス

一年で一番辛い日がクリスマス クリスマス・イブはみんなでごちそうを食べ、サンタがプレゼントを届けてくれる多くの子供にとっては待ちきれない日。だが、この日が一年で一番辛い日となっている子どもたちも多い。 スウェーデンでは、アルコールや薬物など…

電車の復活・待ってました!

インターレールパス販売の急増 ヨーロッパを自由に列車で旅行できるインターレール・チケットの販売が去年から50%増の勢いで伸びている。 今日、スウェーデンで国際列車のチケットの販売を手がける旅行代理店は少ないが、そのうちの一つ、カルマーにある代…

大豆にまつわる誤解と理解

大豆が環境を破壊する? ブラジル、中国、アメリカやインドなどの国で大規模な大豆栽培のために森林が広範囲でが破壊され、温室効果ガス輩出などの新しい問題を引き起こしている。 これでは肉食をやめ、植物ベースの食べ物に切り替えなくては気候温暖化対策…

明るくて暗くなった街灯

LEDやハロゲンランプが主流に スウェーデンの夜道は暗い。やさしい光の街灯は美しいが、地味な感じであたりを照らす。エネルギー効率を考えLEDやハロゲン光源への変更が進んでいる最新の街頭も、実際は明るくなっているのに、以前より暗くなったと感じる人が…

外見で差別される医者

残念なことだが、差別はどこにでもあるし決してなくならない。そうであればこの社会では差別は容認されないということをはっきりさせ、差別が起こった時にどう対応するのかを決めていくことの大切さは、強調してもしすぎることはない。

なくなり続けるおもちゃ屋さん

28店舗を閉鎖 アメリカでは今年の春に倒産してしまったトイザらスは、北欧市場においてはデンマークのおもちゃチェーンBRも傘下に置くTop-Toy社がビジネス展開を続けていたが、オンラインショピングの隆盛とおもちゃのデジタル化により、大きなビジネス転換…